子どもが気持ちを切り替えるのを「待つ」
私は、教室に来た子どもさんに対して、いつも、お子様自身が自主的に気持ちを切り替えるのを「待つ」姿勢を貫くようにしています。レッスンが終了するまでの時間に気持ちを切り替えることができないままのお子さまも当然います。
それはそれでいいのです。
そして、次週にまた、トライするのです。
でも、また同じようになることもあります。
そうなるとまたその次の週にトライするのです。
とにかく、
子どもを信じて「待つ」「待つ」「待つ」の繰り返し。
かなりの辛抱です。
ところが!
この「待つ」姿勢に耐えられず、
「今日もうちの子はレッスンを受けなかった。レッスン室にさえ入らなかった。腹が立つわ!先生も、レッスン室に戻るように強く叱ってくれないし!!! ホントにお月謝がもったいない! こんなことが続くなら意味がないわ! 今月で教室を辞めます。うちの子には向いていません。」
という方も残念ながらおられます。
このコロナ禍においては顕著でした。
「親が子どもを信じられずにしびれを切らしてどうするの!?」と内心は思いますが、決して引き留めることはありません。
お母さまの価値観を変えることは容易ではないし、そこまでする必要も権限もないねって思うから。
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