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Q:生後2か月の赤ちゃんです。旦那の実家で、泣いたらすぐに抱っこしたら、義母から『抱き癖がつく』と言われてしまい、なんだか悲しくなりました。


そもそも、『抱き癖』って何かなあ?

『抱き癖』がつくから、と心配される年配の方は多いですよね。『抱き癖』の定義がよくわかりませんし、おそらくそんなものはそもそもないんじゃない?と思います。昔は大家族で家事も多く、お嫁さんというのは育児をしながら家事もしなければいけなかったのですから、そういうことも関係しているのかも。時代が違いますね。

赤ちゃんは、「泣く」ことでお母さんに抱っこしてほしいと意思表示をします。『抱き癖』がつくから、という理由で、抱っこしてほしい気持ちをかなえてあげないで、その意思表示を無視することは、母子のつながりを無視することに等しいと思います。

七田眞氏は、3か月までの赤ちゃんは、泣いたらすぐに要求にこたえてあげましょう、とおっしゃっていました。

生後4か月目からは対応を変える

ただし、4か月になると対応を変えた方が良いでしょう、ともおっしゃていて、私の教室は生後2か月目の赤ちゃんから受け入れているのですが、生後4か月目になる月、該当するママたちには、「対応を変えましょう」と申しています。赤ちゃんが泣いたら、すぐに抱きかかえず、どうしたの?とまず声をかけます。一瞬泣き止んだら要求にこたえるようにしてね、と。

すると、「泣きやむと要求が通る」という記憶になり、その後、がまんの躾がスムーズにできます。

「泣く」→すぐに要求が通る、という記憶にならないように注意

「いないいないばあ」が大ヒットを見せるころになると、赤ちゃんは記憶ができるようになっているという証拠なので、

「泣く」→「あやす」→要求をかなえる、

という流れがとても大事になっていきます。「あやす」というのをはさんでくださいね。

そして、

がまんすると→ほめられる

がまんすると→願いが叶う

という流れにして下さいね。


生後4か月目の日、あらかじめカレンダーに印をつけておくとよいかもしれませんね。



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