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「先生みたいな言葉がけができない」(涙)

教室をしているとお母さま方からいろいろな相談や報告をいただきます。先日、あるお母さまがこんなことをおっしゃいました。

「先生のような言葉がけを家でもやろうといつも思うのですけど、やっぱりそんな風に子どもに接することができなくて自己嫌悪してしまいます。」と。

子どもさんが1歳なら、お母さんも母親歴たったの1年。まだ1歳児です。子どもさんが5歳になったとしても母親歴はまだまだたったの5年。幼稚園児です。だから、そんなにすぐにはうまくいかなくて当たり前なんだと思います。焦らなくていいと思います。

でもね、自己嫌悪するということは「変わりたい」「変えたい」という気持ちの表れなのだから、これから、どんどん変わっていくのだと思いますよ。気づいている、気づいていない、の大きな違いがそこにはありますから。気づいて入れてば変化すること、変えようとしていくことができます。気づいたら変化の方へ一歩足を踏み出しているということ。けれど、全く気付かなければ全く何も変わらない。同じことの繰り返し。そこが、気づいている、気づいていないの大きな違いですよね。

私は母親歴30年近くになりましたがまだまだ道半ばです。実家の母や姑の域にはまだまだ達しません。自己嫌悪に陥ることはさすがにもうありませんが、「もっとこういう言い方にすればよかったな」とか「あの言葉は余計だったな」と、よく思い直します。

私が教室を細々と続けているのは、縁あって集まってくださった皆様にいろいろ気づかせてもらいながら、一緒に成長への道を歩いていきたいなと願っているから。毎日ありがたいです。

いただいたサポートは教室の絵本購入に使わせていただきます。