精神的ストレス
長年、治療をさせていただいて、ストレスほど心身に悪いモノは無い! とつくづく実感しています。
とくに人間関係のストレスの心身への負荷はとても大きく、明るかった方が神経質になりマイナス思考に悩むことになったり、胃腸の不調、喘息、様々な生活習慣病などの原因、誘因になります。
本当に辛い場合は転職などで環境を変えることが1番ですが、疲れてきっている人ほど心に余裕が無くなかなか行動に移せません。
そこで、まず! やるべきことは休養をとる! です。
心の疲れをとる=身体の疲れをとる。
と考えて良いくらい心と身体は強く強く繋がっています。
転職などの大きな決断をするとき心身が疲れていては決して良い判断はできません。
疲れているときほど、忙しすぎて時間を作ることなど無理だと考えてしまいますが、ほんの少しでも何らか形で休んでみることで人生の違う景色が見えてきます。とにかく休みましょう。
このほんの少しだけの休み時間をより有効なモノにする強い味方が前回お話しした身体を温めることです。
まず温かいモノを飲み、温かいモノを食べる!
温かい大好物で心を癒し、テンションを上げ、内蔵から身体を活性化し、さらに栄養も補給!
生きるということ=食べること。
カイロを下着の上から仙骨に貼って身体を芯から温める。
湯船ですが、疲れているときは身体か冷えて体力も落ちているので、体力を消耗せずに身体を芯から温める為に温めにゆっくりつかると効果的です。
理想は10分〜15分ですが疲れている身体にはハードルが高いですね。
そこで秘儀があります。お風呂のドアを少し開けて、露天風呂の様に顔に涼しい空気があたる状態にすると、楽に長く湯船につかれます。
ゆっくり気持ち良く湯船につかると、心の疲れから交感神経過緊張状態になっている自律神経のスイッチを、副交感神経に切り替える効果が期待できます。
さらに睡眠の質の向上も望めます。
体調が好転すると頭の回転も視野も広がり、不思議とよい解決策が見つかったり、周りの人たちからのアドバイスもスムーズに受け入れられるようになってきます。
人間関係以外でも心が沈んだときは温かいモノを食べ、飲み、身体を温めることが大切です。
もう一つ長年どうも体調が良くないと感じられている方、過去の精神的ストレスなどが生み出した冷えゴリ(蓄積疲労)が身体の奥深くで健康の邪魔をしている可能性大です。
根気良く身体を温め更にツボを刺激することで体調だけでは無く考え方までプラス思考に変わって行きます。
続きは次回に。