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ショパンの調べで踊るバレエ「椿姫」〜鑑賞前の予習~その2

ストーリーについての簡単な予習です。

I can do it myself →訳:ひとりでできるもん

ひとりで色々調べて、難しいことも色々あったけど、
「椿姫」なんとか楽しめるかも・・となってきましたので、特に難しい知識を必要としないシンプルな理解をしました。

初めて見る方はきちんと専門家の書いた文章を参考にされたほうが良いと思います。

私はこのバレエを観る前に2つのストーリーの骨格だけ頭にいれました。
とにかく単純化してあります。そしてほぼ同じストーリ部分だけを無理やり抽出してます。

①デュマの「椿姫」
惹かれあう男女→相思相愛→男の父の介入で別れ→女性死亡

②劇中劇「マノン」
惹かれあう男女→相思相愛→男の父の介入で別れ→女性死亡

事前情報がないと、ただ、シュッツガルトから来た身体を特殊に鍛えられた人たちが綺麗な衣装を纏い、音楽に合わせ、たまに人を持ち上げたりクルクル回るのを3時間見せられる、退屈な時間となってしまいます。

本当はもっと複雑な話なのですが、自分には扱いきれなかったので、プロの書いた文章を見つけました。わかりやすく知識も申し分なく、洗練された文章です。


こちらの文章を参考にすると劇中劇のマノンは、どうやらバレエ「マノンレスコー」のようです。

今回バレエ椿姫を見るために、私が舞台上で注目した演者は4名のみ、
椿姫とマノンレスコーのそれぞれ恋する2組の男女のみです。

◆椿姫の主人公達
男:アルマン(青年 お金持ちではない、すごく貧乏でもなさそう)
女:マルグリット(美しい高級娼婦)

◆劇中劇の「マノン」の主人公達
男:デ・グリュ― (マノンに恋する男性)
女:マノン (魔性の美少女→`wikiより)

この2つのカップルの私が注目した共通点は、
①相思相愛の時期がある
②男性側の父親がカップルを引き裂く

相違点は
女性の死に際に相手がすぐそばにいたか否か


ほかにも重要人物として、男の父とか、お金持ちの貴族とか、アルマンがあてつけに付き合う別の娼婦とか色々いるのです。

それぞれに魅力があるのですが、勤め人、サラリーマンのようなものを数年経験し、残業時間の短縮を毎日意識しながら仕事をすることに最適化された脳みそでは、豊かな作品の全てを処理しきれませんでした。これからも何度か日本で上演すると思いますので、生涯かけてノイマイヤーのバレエ椿姫に少しづつ親しんでいければよいと思っております。

次の記事で見た感想を書く予定です。

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