ティッシュ配りの仕事に考える
娘と一緒に眼科に向かう途中、ティッシュ配りのお爺さんがいた。
娘はちょっと遠回りをしてもらいに行き、戻ってきて教えてくれた。
ティッシュをもらった理由は2つあると。
まず、ティッシュが欲しかったんだと。(娘はアレルギー性鼻炎を抱えており、ポケットティッシュの在庫が死活問題になることがある)
次に、寒い中ティッシュ配りをしているお爺さんに、配り終わらないと帰れないのかと可哀想になったのだと。
そして、用事が終わった帰り道にも、わざわざ寄ってもらっていた。
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仕事について娘と話す。
独立して生きるためには生活費としてのお金が必要で、お金は天から降ってこない。
仕事もやりたい仕事を希望通りにやれないこともある。やりたくないけど生きるためにやらなくてはならない仕事もある。
選ぶためには、選ばれる人にならないといけない。
「うちのおじいちゃんはなんでやってないの?」
と娘が聞く。
仕事の種類と報酬の違い、生活にかかるお金。
子供達が時にクレーンゲームですぐに使い切ってしまう 1000 円は、バイトの時給に換算するとどのくらいの労働時間になるのか。
時間給と成果給。
そんな世の中の仕組みを、日常のちょっとした働く人々や情報や物流の流れから、疑問を持ちアンテナを張っておいてほしいなと思う。
そして素朴な疑問をつきつけられる親も、正解は出さずともヒントとなる情報を共有しながら一緒に考える機会をもらえているように思う。
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