![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157116480/rectangle_large_type_2_2d8fe69b8c8c6d7f9e0d65bd1f244b7c.png?width=1200)
Photo by
aofrom1906
人がやらないことをやる
飲み会の幹事。
ディスカッションで口火を開くこと。
チームメンバーのアウトプットに反応すること。
叩き台を作って議論のベースとすること。
アウトプットと数字が評価される世界で、数字にならないタスクがある。
短期的そして短絡的に数字に結び付くものでもなく、人から批判を受けるプレッシャーや羞恥心、そして面倒さを伴う。
⭐︎⭐︎⭐︎
チームメンバーが勤続〇〇周年を迎えた時、結婚や出産などの慶次、お祝いをすることがデフォルトとなっているチームと、そうではないチームがある。
否、ここ数年来、リモートワークであることも密接に関連しているだろう。
やった方がいいんだろうけど、幹事や取りまとめをやるのは面倒だから口に出さない。
そんな空気が透けて見える。
私やりますよと手を挙げた。
ただでさえ子育てとの両立に、夕飯の時間は常に遅れ気味で部屋も散らかり気味、そして息子のクラスの読み聞かせボランティアに街探検の付き添いボランティア、
キャパオーバーなのに更に仕事増やすか!と自分の中の悪魔が吠える。
仕方ないわよ、7歳の子供の時期は今だけだし、数年後は今ほどママママ言わなくなるかもしれないし、慶次もその人にとっては一生に一度のことじゃないの、と天使がなだめる。
いや、育児はともあれ、幹事はアンタがやる必要性はないぞ!と吠える悪魔を、うっさい!私は私が好きな私でいたいんだと押し戻す。
人がやらないことをやる。
短期的な数字には繋がらなくても、その経験が何かに活きる、いや、活かしてみせると
やるからには全力で。