かかりつけ医を見つける安心感
インフルエンザ予防接種を受けに来た内科で、「あ、ここ土曜は皮膚科もやってるんだ」と発見し、急遽受診受付して長年患っていた皮膚疾患を診てもらった。
近所の「皮膚科」と名を打っている医院は、個人の実感として、正直あまり良いところがなかった。
子供の食物アレルギーとアトピー性皮膚炎は、一駅離れた場所も含め、4,5 軒まわり、新設情報などもママ友からの口コミ情報で聞き、やっとかかりつけ医を見つけたところだ。
自分の疾患なんて数年放置していた。
皮膚科で検索して最初に出てきた医院は無愛想な医師で、見せた手の荒れをパソコンからほぼ目を離さずチラリと見ただけでステロイドを処方され、「素手で洗い物しちゃダメだよ」と繰り返すだけだった。(食洗機使ってるからそもそもほとんど素手で洗うことなんてないんですわと言う暇もなく診察室を追い出された)
続いて見つけた美容皮膚科併設のところは予約制なのに散々待たされ、やっと呼ばれて診察室で待っていたら(医師が診察室を動くスタイルのようだった)、これも遠目でステロイドを看護師に指示し、看護師は PC に打ち込むのに必死、私が差し出した掌はほとんど診られることなく終わった。
そんな苦い経験ばかり積み重ねてきたところ、今日たまたま見つけた(内科メインだけど曜日限定で皮膚科もやってた)医院は、待ち時間のシステムも許容範囲だったし、家からも近いし、何よりこんなに自分の症状に向き合って診察してくれた皮膚科医は初めてというくらい、丁寧に診てくれた。
親(自分)も子も、かかりつけ医を見つけるのは、なかなか難易度が高く、引っ越して5年くらい経て、歯科や耳鼻科や小児科、皮膚科とやっと少しずつ揃えられてきた実感がある。
住処をあまり一つの場所に固執するのも変化がないかなという気持ちもあったりするものの、健康に対する絶対的な安心感の礎ともなる「かかりつけ医」の存在が、これほど情報と脚を使って数年がかりで開拓するものなのだと知ったからには、少なくとも大きい余力がない今は環境を変えるのは得策ではないように思える。
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本日、年に一度の乳腺検査としてマンモグラフィーを撮った。
月経などのホルモンバランスや妊娠悪阻に出産、授乳、女性の苦しみとはと吐露したくなることは多いが、マンモグラフィーは間違いなくその中の一つだ。
あの拷問みたいな検査、令和になったというのにどうにかならんものかいね。
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