割り込みを削減して集中時間を確保する
年末年始に実家で母のスマートウォッチ設定を代行していて気付いた。
スマホの通知画面に表示される通知の多さに。
そのほとんどは不要なバルクメールだった。
許可を得て、おせっかいながら配信停止の設定をしてきた。
「こういうの減らした方がいいよ？」という私に母が言う。
「削除すればいいだけだから大丈夫」
⭐︎⭐︎⭐︎
幼き子の育児は割り込みの連続だ。
大人の事情なんて関係なく、自分の都合を押し出してくる。(子供とはそういうもの)
我が家は小学生になったが、それでも在宅勤務中に勢い良く帰宅し、会議中やなんらかのタスクに集中している時に話しかけられ…というのは日常茶飯事だ。
特に私は自由と裁量権を仕事でも重視しているので(その代わり責任は負う)、コントロール可能な割り込みを極力最小限にしている。
・コミュニティツール(メールやチャット)の通知設定を自分宛のみなどにする
・集中したい時はフォーカスステータスにする
・フォルダ振り分けルールを活用し、自分に直接関係ない受信通知をなくす
日常生活でも、メールの配信設定や通知設定は最小限…というか、よほどのことがない限り、デフォルトOFFにしている。(ほとんどのサービスは配信や通知がデフォルトONになっているので初回のアカウント登録や設定時にOFFにするように強い意識を持っている)
そのくらい強い意志を持っていても針の穴をくぐって配信してくるサービスがあるほど、気を抜くと配信通知だらけになるのだ。
メールはまだ物理的な増量がないが、これが DM などになると書類から個人情報を抜いて断捨離するだけでもチリツモで大きな手間になる。
そういえばと思い起こす。
実家はネットワークが遅いのだが(検索結果の画面が表示されるまで数秒のタイムラグがある)、それも「急いでいないから大丈夫」と言う。
今ある端末も「まだ使えるから」と。
⭐︎⭐︎⭐︎
今ある環境を疑い、不満と疑問を持ち、新しい世界を知る。(費用対効果も検討のうえ)
大したことないようにも思える不要な通知や DM の廃棄やネットワークや端末の動作にブーブー言う私は不満が多いのかもしれないが、
疑問を持つからこそ次のコンフォートゾーンの存在に気付けるのだと、
そしてそのことに歳を重ねても億劫がらずにいたいと思う。