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ポジティブで呑気な妄想はいくらあってもいい

私は昔から楽観的な性格と言われていた。
受験はチャレンジ校ばかり受けて、「現役生は最後まで伸びる」みたいなポジティブな説ばかり取り入れていたし、試験も「できたかもしれない(ニヤリ)」と出てきてアッサリ落ちることも多かった。

そんな楽観的な資質が娘にも遺伝したのだろうか。
娘もとにかくポジティブだ。

運動にも勉強にも、(普段大して練習していないのに)なぜかトップを目指すし、「自分は本番に強い」と信じて疑わない。

そして楽観的で呑気な親子がお風呂で話す話は、非現実的とも思える夢みがちな想像だ。

「学芸会で主役のオーディションを受けてきた。受かったらどうする?」
「そしたら、一緒にクレープ買いに行こうか」
「タピオカミルクティーがいいよ!」

「塾のクラス分けテストを受けた。1番上のクラスになったと思う!」
「そしたら明日学校行ってる間に結果出るから、〇〇(娘のこと)が帰ってきてピンポン鳴らした時の反応でわかるかもね」
「クラス落ちたら?」
「何も言わずに鍵開けるよ」
「変わらなかったら?」
「(抑揚のない声で)はいって言う」
「1番上のクラスだったら?」
「ゲーセン行く?♪と言って出るよ」

としょうもない妄想をして、2人でケタケタ笑う。

結果は変わらない。
だけどそうだとしたら余計に、楽しい想像をして笑っていた方がいいじゃないの、と
どこまでもポジティブで日々楽しそうな娘をみていて、そう思う。

#ジブン株式会社マガジン
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