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春の野草、ふきのとうで2つの食べ方

もう3月も半ばなので、ふきのとうを
見かけることは少ないかも。

日本の北の方はまだ寒いでしょうから
生えてきているかもしれませんね。

わたしが住んでいる広島県は暖かいので
ふきのとうを見かけても写真のように
薹が立って花が咲ききっています。

2月に見かけるつぼみの方がおいしいし
生命力が高いんです♡

いまさらなふきのとうの話ですが、寒い地方の
方には役に立つかもと淡い期待を抱いて。

園長先生が庭から採ってきたふきのとう。

去年は少しでしたが今年はどっさり。
今年はふきのとうの生り年なんでしょうか。

給食室で天ぷらにして保母さんの給食に出して
と言われました。

去年、ふきのとう味噌を作った時、園児たちが
喜んで食べてくれたから、今年も作りたいじゃない。

半々で天ぷらと味噌にしてみます。

たくさんの油を使って揚げ物をすると、形も
きれいに仕上がります。

でも天ぷらをした後の油の処理が面倒なので
フライパンに少しだけ入れて焼き揚げにしました。

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ベタッとしていますね・・・
揚げたてはカリッとしてておいしかったんですけどね

自分の料理の腕が悪いことの言い訳

大人にはこの苦みは平気だしおいしく感じますが
子どもにはまだ難しいでしょう。

年長組になるとこの苦みを平気などころか
おいしい!もっと食べる!と言う園児も
数人いたので、超びっくりでした。

残りの半分はふきのとう味噌に。

荒く刻んでフライパンで炒めます。
2分ほど炒めたら味醂を注ぎ、ふきのとうの
上に味噌をドンッと置いて蓋をしておきます。

水蒸気がフライパンの中で味噌をほぐしてくれ
柔らかくなるので、味噌を全体に広げて
さらに砂糖を加えます。

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最初から砂糖をどっさり加えるのでなく、少な目に
しておいて、まず味見をします。

ふきのとうが苦くて、食べにくい・・・

さらに砂糖を足すと、うわっ!めちゃおいしくなってる!
と、目がキラキラ輝いてきますよ~

普段、料理にはほとんど砂糖を使わないのですが
ふきのとうはかなり苦みが強いので、砂糖の
魔力を借りないとみんなが喜んで食べられる味に
仕上げるのが難しい。

砂糖や味醂をどっさり入れた後の味噌はこちら。

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色が濃くなっています。

このふきのとう味噌は年長組に大好評でした。

ご飯が無くなっても、味噌だけでいいから
食べたいとリクエストが来たくらい♡

年中組以下は嫌いな子の方が多かったので
やはり年長組になると口が大人に近づいているんでしょうか。

元々、うちの保育園では一般的な家庭において
食べることがないような野菜も給食に出して
いることもあり、野草に対する受容力が
高いのかもしれません。

道の駅などで市販されているふきのとう味噌は
苦みを残すと、消費者からブーイングが
来る恐れがあるので砂糖をしっかりと使って
ほぼ苦みを感じることがありません。

せっかくの春の苦みなので、しっかりと
味わってくださいね。

春の野草の苦みは冬に溜まった老廃物を
排泄してくれる働きがあります。

次はタラの芽やわらび、ぜんまいなどが
待ってます♡




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世界一元氣な60歳♪ 藤野 知枝
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