初めての芝張り体験と失敗しないためのコツ
5年前の4月末に念願の新居を引き渡され、ゴールデンウィークに庭の芝張りに挑戦しました。
初めての作業だったので大変でしたが、楽しい体験ができました。
この体験をもとに、これから芝張りを考えている方に向けて、失敗しないためのコツ、芝張りに必要な道具などをお伝えします。
芝張りスタート!でも、いきなりハードルが…
まず、芝生を買いに行くところから始めました
が、近所のホームセンターでは売り切れ…。
仕方なく、30km離れた同系列のホームセンターまで自家用車で芝生を買いに行きました。
車の荷台にぎっしりと芝生を積み込み、満載の状態で帰宅。この時点で、ちょっとした疲労感が…。
失敗しないためのコツ①
:事前に計画をしっかり立てる
私たちは無計画で作業を始めたため、必要な道具や材料が足りないことに気づくたびにホームセンターへ行く羽目に。
無駄な時間も多かったです。
これから芝張りをする方は、道具や材料を事前にリストアップし、しっかり計画を立てることが大切です。こうすれば、もっと効率よく進められますよ。
石との戦い – 整地がめっちゃ重要!
芝を張る前に行う整地作業。
工務店に頼んでおいたものの、山砂の中からゴロゴロと石が出てきたので、これを全部手作業で取り除きました。
直径30センチのふるいを使ってひたすら石を取り除く作業は、体力勝負でした。
私たちの庭は10m×10mの広さだったので、非常に時間がかかりました。
失敗しないためのコツ②:整地は丁寧に!
芝がしっかり根付くためには、整地がとにかく大事です。
石や不純物をちゃんと取り除いて、レーキで平らにした後、転圧して土を固めましょう。
この作業を手抜きすると、後で芝が浮いたり、成長が不均一になる原因になります。
特に雨が降った後にデコボコが出たり、芝生が剥がれやすくなったりすることもあります。
家の基礎がしっかりしていないと建物が安定しないのと同じように、芝生にとっても「土台」である整地が非常に重要です。
しっかり整地すれば、芝生は健康に根付き、美しく育ちます。
時間をかけても、丁寧に整地を行うことが成功のカギです。
ちなみに私は整地が上手く出来ず、うちの庭の芝生は凸凹です。
高さを揃えるのに苦労…
芝生のマットは厚みにバラつきがあったため、敷き詰める際に整地した土と芝生のマットの間に目土を使って高さを調整しました。
この調整作業が意外と大変で、根気が求められました。
失敗しないためのコツ③:目土を多めに用意
芝を敷いた後も、目土をかぶせて高さを調整します。あと芝生のマットとマットとの間にも目土で埋めます。
目土が不足すると均一にならず、見栄えが悪くなるので、最初から多めに準備しておくと安心です。
目土は余っても、後のメンテナンスで使用できますからね。
4日間の大仕事。でも達成感はすごかった!
結局、芝張り作業には4日かかりました。
無計画な部分も多く、余分な時間がかかったことは反省点ですが、作業が終わった後の達成感は格別でした。
芝生を買いすぎて2割ほど余ったものの(ここも無計画)庭全体に広がる芝を見たときの満足感は最高でした!
失敗しないためのコツ④:天候と水やりに注意!
芝張りは天気に左右されるため、天候に注意しながら作業日を選ぶのが大切です。
芝生を敷いた後はしっかり水やりをして、最初の2週間ほどは湿度を保つようにしましょう。
乾燥しすぎると根が定着しにくくなるため、ケアを怠らないことが大事です。
私は毎朝水やりをしていました。
芝張りに必要な道具リスト
1. レーキ
整地や土を均すために使います。芝を敷く前に地面を平らに整える必須アイテムです。
2. スコップ
土を掘り返したり、芝生を敷く場所を準備するために使います。
3. ふるい
石や不純物を取り除くために必要です。特に整地の際に便利です。
4. 転圧器(またはベニア板)
整地や芝生を敷いた後に、土をしっかり固めるために使います。転圧器がなければ、ベニア板で代用することも可能です。
5. カッターまたはナイフ
芝生マットをカットして、敷く際にサイズを調整するために使います。
6. 目土
芝生の隙間や高さの調整に使用します。芝の根が定着しやすくなるため、多めに用意しておくと安心です。
7. ジョウロまたはホース
芝生を敷いた後の水やりに使います。最初の2週間は特に重要です。
8. 手袋
整地や芝張り作業で手を保護するために使います。
9. メジャー
庭の広さや芝生マットのサイズを正確に測るために便利です。
これらの道具を準備し、コツをしっかり押さえておけば、初心者でも成功する芝張りができます。
大変な作業ですが、終わったときの達成感ときれいな庭は何よりも価値があります。
ぜひ、楽しみながら挑戦してください!