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デンマークに持ってきた疑問
私の興味分野は「性」「ジェンダー」「ステレオタイプ」「障害(者)」「自殺」「政治」「法」「教育」「人権」などがいまパッと思いつくキーワードです。
そしてこれらを私が今いるデンマークで、見たり、知ったりしていきたいと思っています。
そこで脳内メモもかねて、今持っている疑問をここに残します。
1.デンマークの性教育事情について
性教育が遅れていると言われている日本との差を知りたい。ちなみに今いる学校で気付いたことは
・トイレにコンドームと生理用品(ナプキン、タンポン)が置いてある
・全校集会的な場で場面ごとの性的同意や言動について周りの人と意見交換
・オールジェンダートイレ
2.フォルケホイスコーレに通うことの意義とは
私の留学の理由は北欧やデンマークという国の文化や詰込み型じゃない教育(=ブレイクを大切にする)に関心があったり、そもそも小中高大就職という当たり前とされるレールがある中で、一度立ち止まって自分自身と向き合ってみたいと思ったことが主な理由。
でも実際に来てみて、半数以上がティーンで中には何のためにここにいるのかわからない人もいたり←、逆に(?)仕事をストップしてきている人もいたりするこの状況でフォルケやギャップイヤーの意味について考えてみたい。
3.ノーマライゼーション発祥の国における中絶とその背景
デンマークはノーマライゼーション発祥の国で、昔から障害の有無に関わらずともに暮らしていこう!という考え方が浸透しているのだと思っていた。でも、近年出生前診断の広まりによって、90%が検査を受け、染色体に異常が分かった95%以上の親は中絶を選択しているらしい。
その知識だけ知った状態でデンマークに来てみたら、道は昔ながらの石畳で誰にとっても歩きにくいし(多分)、点字ブロックはほとんどなくて、あったとしても数メートルしか繋がっていない。
さらに、デンマークについて学ぶ授業を担当する先生にノーマライゼーションについて聞いたら、その言葉について知らなくてびっくりした、、。まだ一人の先生にしか聞いてないから偶然なのかもしれないけど。ちなみにその先生に点字ブロックがないことについて聞いたら「デンマークの全人口における盲目の人はとても少ないし、工事をするにしてもお金がかかる。だから仕方ないことなんだ。(つたない英語力のため間違ってる可能性有)」って言われて、あれ、おもってたんとちゃうなぁ。。となっています。
4.政治とのかかわり方
若者の投票率がめちゃめちゃ高いことで有名。その意識や取り組みについて知りたい。
5.余白の使い方
私がいまちょうど苦戦している。
デンマークについて学ぶ授業の中で、『8時間労働+8時間ブレイク+8時間睡眠』というなんとも素晴らしい公式を教えてもらったのだが、そりゃ日本人が急にデンマークに来たら戸惑うよな、と納得してしまった。
こんな感じで、常に色々と脳内で考え事をすることが好きな方なので、発見があったらnoteに記録していきます。