ユンヂチ(閏月)。今年の沖縄のお盆は8/31~9/2です。
地元のラジオ番組『ハッピーアイランド』を聴いていると、ユンヂチセールとPRするCMが気になっていた。
でもユンヂチという言葉は、知らなかった。
調べてみると、今でも旧暦の文化が根付く沖縄ならではの単語だった。
ユンヂチは、漢字で書くと「閏月」。
これなら沖縄の言葉や文化を知らない人でも理解できる!
4年に一度、2月29日が出現する「閏年」。
直近だと2017年1月1日に話題になった「閏秒」。
それと同じように、ズレを修正するために、13か月目が挿入される。
旧暦は新暦に比べ、1年の日数が約11日間短いので、新旧の暦の季節を合わせるために19年の内に7回((2~3年に1回)、旧暦を13か月にして調整します。この増えた1か月をユンヂチ(閏月)と言います。
(出典:株式会社大西石材沖縄)
1年の日数が違うから、お盆の時期が内地と年々ズレていくんですね。
沖縄では、「お盆」といえば旧盆。
内地のお盆は新暦8月15日前後だけど、沖縄は旧暦の7月13日~15日なので、毎年「お盆」のタイミングが違う。
今年2020年のお盆は8月31日~9月2日だそうです。
ちなみに、
このユンヂチのある年は、沖縄では位牌の作り変えや仏壇の購入、墓の新築改築などに良いとされております。
なぜユンヂチが良いかと言うと、沖縄ではあの世のご先祖様は1年を12か月と見ているので、この余分に増えた1か月を見ることが出来ない((気付かない)から、位牌や仏壇を新しくしたり、墓を新改築したりしても( ご先祖様に“バレナイ”から、バチやタタリが当たらない」とされております。ですからユンヂチの内に位牌や仏壇、墓のことをする習慣がいまだに残っております。
(出典:株式会社大西石材沖縄)
だそうです。
知らなかった。。。
沖縄のことはまだまだ知らないことが多い。
radikoに感謝です。