慰霊の日に聴きたい歌(琉球新報から)
今年も6月23日がやってきました。
コロナの影響で、追悼式典は昨年よりも規模を縮小して実施されたようです。私も遅ればせながらうーとーとー(手を合わせること)しました。
6月23日が何の日か知らない人が75.5%
沖縄では6月23日は学校は休みになるので、その日が慰霊の日だということを知らない人はいないと思うけど、全国的に見ると、75.5%の人が今日が何の日か知らないらしい。
この事実に怒りはしないけど、悲しさや切なさは感じる。長崎と広島に原爆が落とされた日がいつなのかは全国的に知っている人が多いけど、沖縄の慰霊の日がいつなのかは知らない人の方が圧倒的に多い。
かく言う私も、慰霊の日以外の日については知らないことも多い。本土復帰が5月15日とか、車道の右側通行から左側通行に変わった日が7月30日とか、数年前にようやく覚えた程度。。。沖縄出身である自分はちゃんと認識しておかないとね。
私が慰霊の日に聴きたい歌は『島唄』
琉球新報のタイトルを見たときは、ちょっと軽い感じがして、「不謹慎では」と感じた。
でも、音楽をやってた知人が、昔、「沖縄の音楽には、悲しい歴史を経験を乗り越えた強さを感じる」ということを言ってたのを思い出した。
音楽から過去の沖縄に思いを馳せるのは、不謹慎ではないのかもね。
「慰霊の日に聴きたい歌」だと、THE BOOMの『島唄』かな。
この曲が世の中に衝撃を与えていた頃、「県外出身者が琉球音階を使った曲を作ったんだ!」と、私も衝撃を受けた。
そして、その曲が沖縄戦をテーマに書かれた曲だということも衝撃だった。
琉球音階だけでなく、沖縄のことを「島」と表現したタイトルも、「沖縄のことを心から理解しようとしてくれている」と感激した。
YouTubeで映像を探していると、名護夏まつりに参加している映像を見つけた。地元の小さなお祭りにまで来てくれるなんて。
平和で楽しい日々が戻りますように
2019年10月に首里城が焼失し、人口比で全国最悪の新型コロナの感染者数を出してしまっていて、コロナの影響でひめゆり平和祈念資料館の入館者数が激減して存続の危機に陥ったりと、沖縄はつらい状況が続いている。
首里城やひめゆり平和記念資料館は、支援の輪が広がっている。
平和で楽しい日々が戻ってほしいですね。
M SeimoriによるPixabayからの画像