見出し画像

妖怪ウォッチ2 真打【3DS】|ゲーム備忘録#6

 こんにちは。ライジングです。今回は、そろそろ10周年を迎える、3DSの象徴的ソフトを記録します。

「妖怪ウォッチ」について

 今回紹介するのは、「妖怪ウォッチ2 真打」です。妖怪ウォッチシリーズ第2作のマイナーチェンジ作品で、ポケモンでいう「エメラルド」とかのポジションに当たります。
 ご存知かと思いますが、妖怪ウォッチは今から10年ほど前に小学生世代で大ブームを起こした一連の作品群であり、僕もどハマりした世代です。妖怪ウォッチ2はポケモンに迫る勢いで売れたゲームソフトでしたが、シリーズはその後の展開で失速し、現在は事実上の停滞状態です。レベルファイブではありがちの現象です。

当時はガチで誰もがこのネコを見ていた

基本情報
ハード:ニンテンドー3DS
発売日:2014年12月13日
開発元:レベルファイブ
発売元:レベルファイブ
CERO:A
定価:4,600円(税別)
ジャンル:RPG
初めて遊んだ日:2014年12月26日
執筆時点でのプレイ時間:210時間2分(3DS3

思い出

 自分が本格的にゲームを遊ぶようになったのは3DSからですが、その3DSを買ってもらうきっかけとなったのはこの「妖怪ウォッチ」シリーズの大ヒットでした。初めて遊んだ日付がクリスマス直後、そう、クリスマスプレゼントです。実は自分は「妖怪ウォッチ」で、「2」は弟だったんですが、結局流行っていたのが「2」だったので、2の方がたくさん遊びました。

 平凡な小学生の主人公(天野ケータor木霊フミカ)が、夏休みのある日、虫取りの最中におおもり山の鳥居の奥に行くと、ガシャ(ガチャじゃないです)がありました。そのガシャを回すと…
 実は今作はちゃんと続編で、前作で手に入れた妖怪ウォッチを失うシーンから始まります。妖怪ウォッチの誕生の秘密ということで、タイムトラベル要素もポイント。

画像は初代ですが、流れは2の最初もほぼ同じです(実はちゃんと続編です)
劇場版も概ね同じストーリーです。アニメでのストーリー深掘りも多かった気がします。

 ゲームとしてはオートバトル式のRPGで、若干「ポケモンライク」なゲームでした。対象年齢層などからもポケモンと比較されることが多いです。でもゲームシステムは全然違って、「手持ち6体」くらいしか見た目の共通点はなかったと思います。

 特長として、サークル式のパーティが挙げられます。オートバトル式ですが、6体の妖怪のうち3体が前衛で戦い、任意のタイミングでサークルを回して前衛後衛を操作できます。「種族」システムも効果を上げており、同種族の妖怪で隣り合わせになると「〇〇の陣」が発動、各種効果が上がります。(余談ですが、アニメなどで妖怪を召喚する時の歌が種族依存であり、これも流行っていました)

これが一番、画期的だったかもしれない。3DSならではの操作でもありました。

 フィールドも小学生には目新しかったでしょう。当時のポケモン最新作(第六世代)は、マス目(グリッド)を歩いていたわけですが、妖怪ウォッチは初代からグリッド無視のマップでした。街の作り込みも完成度が高く、最近YouTubeに上がっているチート動画を見てみると画面に映らない細部まで作られている模様です。

特に「2」では、ミニゲームや、小さな要素も多かったし、面白かったです。
自転車レースは真似してましたね。今考えるとものすごく危ないですが(笑)
ここにないものとしては、「鬼時間」などが有名です。派生ゲームもありました。

 また、やはり印象的だったのは、多様なメディアミックス展開です。
 2014〜15年当時、3DSではゲーム、週に一度テレビではアニメ、月一でコロコロコミック、さらに親の買い物についていけば「妖怪メダル」が売ってて、さらに大型店ではデータカードダスの「ともだちウキウキペディア」も置いてありました(自分の家庭ではあんまりこの類のゲームは遊ばせてもらえなかったので、一度しか遊んだことはないです)。劇場版も展開してましたね。このゲームと密接に関わるストーリーです。

アニメ第25話「ジバニャンの秘密」はぜひ見てほしい話です。YouTubeに公式さんが上げてます。

 データカードダスについては、コンビニで売っているお菓子なり、子供向け雑誌などにもついてきてましたね。メダルやデータカードダスはゲームと連動したりもしていて、ほんとに毎日の一部分と化していました。超懐かしい。
 自分はゲームよりも先にアニメで知ったクチでした。放送2週目以降はしばらく(妖怪ウォッチ3の発売直後くらいまで)ずっと見てたと思います。

妖怪メダルとか懐かしすぎますね。今も家中探せばあると思います。
裏面のQRコードがゲームと連動していましたが、そこまで大きい特典はありませんでした(一部除く)

ピックアップBGM

 それではBGMの方で。今作は基本的なメロディーラインは数パターンですが、そのアレンジのクオリティが非常に高いのが特徴です。独特なサウンドが多いですが、世界観にとても合っています。今回紹介する曲は、「桜町」です。下の動画にありました。

 このシリーズでは比較的ベタな選曲かもしれません。が、この曲はいつ聴いてもあの頃に戻れるんです。流れるのは、ケータたちが住む「さくらニュータウン」の60年前の姿、「桜町」です。
優しく、どこか懐かしい曲調。僕たち、プレイヤーだった小学生は、もちろん60年前の日本なんて知らないわけですが、なぜかこの曲は懐かしさを感じさせます。
 とても大好きな曲です。CMにも起用されていました。妖怪ウォッチ2のフィールド曲を代表するんじゃないかと思います。

おわりに

 今回はだいぶ懐かしい気持ちになりました。リメイクしてほしい気持ちもある反面、あの操作体系は再現が難しいだろうとも思います。
 ちなみに、自分が一番好きな妖怪は「百鬼姫」です。始めたばっかりのころに、五つ星コインか何かで出てきて、ストーリークリア後も連れ添いました(後ろについてくるおともにもしてました)。

 「ガブニャン」も好きでした。アニメはホラー回でしたが、可愛かった。多分これもガシャで序盤に手に入れましたが、あまり強くないので手持ちからは落ちてたと思います(笑)

 あとは「イザナミ」ですかね。小学生にはあのくらいでもう十分。(何が)

 妖怪ウォッチはすっかり下火になってしまいましたが、思い出は色褪せません。

前回

いいなと思ったら応援しよう!

ライジング
よろしければサポートよろしくお願いします。サポートは趣味、また自分のスキルアップなどに活用させていただくつもりです。趣味は、まあいずれ記事のアイデアにつながるということです。

この記事が参加している募集