ポケとる【3DS】|ゲーム備忘録#4
こんにちは。ライジングです。今回は、ポケモンのパズルゲームの一角を担ったゲームを紹介します。
「ポケとる」について
今回紹介するのは、「ポケとる」です。3DSで配信されたポケモンのパズルゲームで、いわゆる3マッチ型です。3DSのポケモンの無料ソフトは3作品ありました(本編の管理ソフト、特別体験版を除く)が、そのうち最初に配信されたものです。なかなか面白くて、いまだに自分の3DSで起動回数がトップに君臨しています。
3DS版のオンラインサービスは終了してしまいましたが、スマホ版が別に配信されており、そちらでは現在もオンライン機能が使えます。自分は遊んでいないのでそちらの方は詳しくはググってみてください。
思い出
自分は、ポケモンは「オメガルビー・アルファサファイア」(2014年発売、自分は2015年に購入)から入ったので、ちょうど近いタイミングでの配信だったポケとるは3DSの無料ソフトの中でも最初にダウンロードしたものだった気がします。
ルールが3マッチ型のパズルゲームです。パズドラなどと異なり2箇所を入れ替えるスタイルです。ポケモンの顔が描かれたアイコンを入れ替え、相手を倒します。各ステージには「手かず」が決められており、その手数のうちに倒せなければゲームオーバー。タイプの概念が敵と味方にあり(原作と異なり1ポケモン1タイプ)、相性でダメージが伸びます。
相手のポケモンを倒すとポケモンゲットタイムに。ポケモンを集めつつメインストーリーを進めるのが目的です。メインストーリーは膨大な量が用意されています。
見どころは当時のイチオシ「メガシンカ」。最大4体でパーティを組むのですが、リーダーのポケモンのメガストーンを持っている場合、一定数のリーダーを消せばメガシンカし、特殊な範囲を一度に消すことができます。爽快!
メガストーンはメインストーリーに配置された対象のメガシンカポケモンを倒すと手に入ります。ちなみに、今作で最初に手に入るメガシンカポケモンは「メガタブンネ」です。なかなか渋いチョイスですよね。
スタミナ制で、30分で一つ回復し、最大5個まで貯められる「ライフ」で1プレイできます。ここがシビアなところで、1プレイあたりの時間とライフ回復時間が圧倒的に差があるため、無課金では連続してたくさん遊ぶことができません。
が、むしろその軽さが継続できた要因かと思います。自分は小学生の頃、ゲームは土日に各1時間ずつだけ、と言う縛りがあったので、短時間でたくさんのゲームを遊びたい自分には好都合でした。そもそも3DSは無料ソフトがそれなりにあったので、あるゲームでスタミナが尽きたら別のゲームに、と回せば良かったわけです。
初期の頃は女の子をメインターゲットとしている印象がありました。タイトル画面はピンク色(後に黄色)で、最初のポケモンは「ニャスパー」、そして先ほどの通り最初のメガシンカポケモンは「タブンネ」。可愛い系ですよね。先ほどメガタブンネを渋いと言いましたが、メガシンカポケモンで真っ当に「可愛らしい」ものはなかなかいないので、そういう意味では適任だったのだと思います。(他にはメガチルタリスくらい?)
ただ、普通にパズルが面白かったので、小学生男子であった自分も普通に楽しんでいたら、少しずつデザインが変わっていって、最終段階ではだいぶ中性的な印象になったと思います。
ちなみに余談ですが、このゲームは「ポケモントローゼ」シリーズの後継であるとされています。事実、ポケモンのアイコンは新キャラを除けばポケモントローゼシリーズからの流用がほとんどであり、ポケモントローゼのルール(入れ替えを連続的に行う)を再現した、タイム制の「エクストラステージ」とポケとるには用意されています。タイトルもよーく見たら「トローゼ」が「とる」になってるので動詞としては「取る(獲る)」で変わってませんよね。
ピックアップBGM
それではBGMの紹介に移りましょう。今作の曲は少なめですが、可愛らしい曲、オシャレな曲、かっこいい曲、荘厳な曲と、一通りは揃っています。特に今回紹介する曲は、
「バトル:ランキングステージ」(仮称)です。下の動画の45:10からです。(音質のいい動画を探すのに苦慮しました)
疾走感あふれる曲です。ほとんどがタイム制でスコア勝負のランキングステージにふさわしい曲です。メガストーンが手に入ることもあって、かなり頑張ったときもあったと思います。途中で不安さを感じさせるフレーズもあり、その後の広がる感じ。大好きな曲ですが、3DSではもう聴くことはできません。
ポケとるのイベントステージの曲は、なにか「宇宙」っぽさを感じる曲が多くて、この曲もその一つです。今でこそ平然と毎日インターネットを使っていますが、3DSしか持ってなかった幼い自分はこういう曲ですごく「世界」を感じました。
紹介曲は、イベントステージのステージセレクト画面の曲ともものすごく迷いました。他にも良曲揃いなので、聴いてみてください。
おわりに
プレイ回数が物語っている通り、自分の肉体の数%くらいはこのゲームでできていそうです。幼い時の体験は人格に及ぼす影響が大きいとは聞きますが、ゲームや音楽もそうだと思うんですよ。高クオリティのゲームに安く、そしてたくさん触れられる時代に生まれて良かった。
では、今回の紹介は終わりです。また次回!
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