イベントの満足度に影響する最初の雰囲気作りのポイント

イベント主催者によって同じ会場で同じ内容でも雰囲気は異なるものです。

例えば、ファシリテートで参加者の前に出てあいさつする時など、緊張していると参加者にも緊張感というのは伝わってしまいます。

特に、冒頭のあいさつは肝心なので、できるだけ良い雰囲気で始まるようにしましょう。

形式張ったイベントにしたければ、学校で行われる各種式典のように、式典形式でイベントを行うのも手です。

逆に、カジュアルな雰囲気のイベントにしたければ、さっと前に登場し大げさにイベントを始めなければよいのです。

音響や照明が使えるイベント会場であれば、それらを上手く活用し、客席の照明を落とし、BGMも徐々に小さくして、何か始まるなという演出をすることで、自然と参加者の注意を惹きつけることができます。

何か特別に変わったことをしたり、面白い前説みたいなのを入れなくても、イベントの空気がスムーズに変化していきます。

客席を緊張させるもリラックスさせるもイベント主催者の力量に関わってきます。
もし、自分一人で自信が無いようであれば、プロの司会者にお願いするのも手です。

イベントの立ち回りによって、雰囲気が良くも悪くも決まるので、皆さんもぜひ意識してみてください!

渡辺 寛之 (Hiroyuki Watanabe)

プロフィール
1994年4月30日生まれ福島県出身。

高校生の時に東日本大震災の経験から人々の心を動かすエンターテインメントの力に魅了される。
大学ではエンターテインメントビジネス学を専攻しイベント制作やビジネスについて学ぶ。

その後、自身の影響力とマネジメント力を高めるために営業会社で働きながら、クリエイター集団hoshizoraにてイベント制作の実務を学び、1000人規模の夏祭りのディレクターを経験。

現在はそのノウハウを活かし、イベント主催者に企画、設計、運営、演出方法をサポートする教育コミュニティ「ココノバ」の代表と社会人サークル「CIRCLE」の運営、ファッションショーの主催を行なっている。

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