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#05 利尻島 滞在5日目

5日目は、さけのふ化場見学とてづくりしり体験を行いました⸜🐟⸝‍

この5日間でお昼や夜に島の方々がおすすめしてくれたご飯屋さんを何件か行ったので、今度紹介したいと思います🍴✨


さけふ化場見学🐟‪˜˷


今回はふ化した仔魚が栄養袋を吸収し、稚魚として成長した所を見せていただきました!

稚魚
数え切れない程いる

この後飼育池に移し、1~2ヶ月間餌を与えて体重1gまで育てた後、川に放流します。
そして4年ほど成長の旅を続け、成魚なると産卵のために故郷の川に帰ってきます。
どうやって成長したサケは生まれ育った川を覚えているのか。はっきりとその理由は分かっていませんが、生まれた川の匂いをよく覚えていることから、匂いを頼りに川を選んでのぼってくるそうです。
信じられないような感覚をサケは持っているんですね。すごい!!
しかし、放流したサケが故郷の川に帰ってこられるのは2~4%ほど。利尻島では2000万尾ほど放流しているのですが(間違っていたらすみません🙇🏻‍♀️)40万尾しか帰ってこないと思うと、なんだか悲しいです。

ふ化場の水が止まってしまうと、酸素がなくなり稚魚は死んでしまいます。利尻島では雪や風邪の影響で全通交通止めになる時などは、何かあった時の場合に備えてふ化場に寝泊まりして24時間体制で水の温度や稚魚の状態を随時確認しているそうです。このお話を聞いて、担当している方々が愛情と努力を込めて飼育していると感じました。
だからこそ1匹でも多くのサケが、厳しい海の環境を乗り越えて故郷の川、「利尻島」に戻ってきて欲しいですね。

サケが元気に成長するために、そして日本の重要な水産資源を保っていくために、陰で支えている方々の取り組みや思いを知り、もっと感謝を込めて食べようと思います。そして今回の経験を通して、当たり前のように食卓に並んでいる食べ物が、多くの生産者さんたちの努力によって支えられていることをより実感する機会となりました。減少してるとはいえまだまだ食品ロスや現在では野菜高騰などが問題視されていますが、生産者の努力を実際に見る機会があることで、意識が変わっていくと思います。だからこそこういった経験を幼い頃からすることが大切であるため、現在バイトしている学童で子どもたちに生産者と交流できる機会を提供できないか職員の方に提案し考えていきたいと思います。

今回見学させていただいた稚魚が4年後利尻に戻ってきたとき、また再会したいです。さけ稚魚〜元気に成長して帰ってきてね🌊

餌やり中

てづくりしり体験!!

利尻島の郷土料理であるホッケのかまぼこを作りました!ホッケのかまぼこは、生のホッケを捌き、すり身にして具材と混ぜ合わせ、油で揚げます。
一般的に想像する白とピンクのかまぼこを想像していたのですが、実際はさつま揚げに近いです!

ホッケのかまぼこ

今回の体験では、ホッケを捌くところから行いました!
魚を捌けるようになりたいと思いながら、捌ける機会が無かったので、すごく楽しみにしていました✨

捌き方を教えてもらい、挑戦!!
ホッケが21匹ほどいたので、何度も捌けて
三枚おろしをマスターしました!!✌🏻

捌くことが楽しくてホッケのかまぼこを作る体験が、ホッケを捌く体験となってしまいましたが、笑
黙々と捌いている間に、他のメンバーがかまぼこを作ってくれて、出来たてを頂きました( ˊᵕˋ ;)

作ってくれてありがとう🙇🏻‍♀️
コーン入のかまぼこも!
臭みも全くなくて美味しかった!!

余ったホッケとすり身で、お味噌汁と唐揚げも作りました!
ホッケを焼き以外で食べたことがなかったのですが、揚げてもこんなに美味しいとは!(食リポが下手ですみません)魚というよりお肉に近いジューシーさがありました!
中々ホッケを食べれる機会がないので、とっても贅沢でした✨️

セーコーマートやお店でも利尻の郷土料理が食べれたらな〜とメンバーと話していたほど、美味しかったです!捌いたりと工程として大変だと思いますが、てづくりしり体験をしなくても、利尻島にきた観光客の方が気軽に食べれるようになれたら魅力的だなと思いました🪄

今回、私たちが体験したてづくりしり体験は 5/1-10/31の期間で体験できるそうです!!
                                           (Instagram @rishiricooking)


最後に

いつもガラス越しに見えている風景をもっと近くで見たいと思い、積もっている雪をかき分けて見に行ったらとっても綺麗な景色が広がっていました

雪×ペシ岬
🧎
やってみたかったやつ

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