絵画造形でたらめアート
9月2日。夏休みが終わり、むすびつくばに子どもたちのにぎわいが戻ってきました。
長いお休みの後なので、子どもたちの調子はどうかな?
スタッフたちはちょっと心配していましたが、
登所した子はみんな元気な様子で、ホッとしました。
この日の午後は絵画造形の時間。
「でたらめ」をやってみよう!ということで、「デタラメの絵」を描くことがテーマでした。
テーマを発表したら、いい質問が飛んできました。
「でたらめって何ですか?」
・
・
・
「でたらめ」って何でしょうね?
大人的には「いいかげんにやること」とか「てきとうにやること」という感じでしょうか。
子どもたちに「でたらめ」を説明したら、いまいちよくわからない様子だったので、まずは手を動かしてみることにしました。
「何も考えないでなんて描けないよー。私は、考えて描く!」
と言った子は、「木になっているイチゴ」を描きました。(写真左上)
考えて描いたものではありますが、「木になっているイチゴ」は確かにデタラメですね(^^)OK!
「でたらめなんてできない~」と言っていた子も、周りの子のまねをして、でたらめな絵を描けるようになっていました。
絵画造形の時間は、やりたくないときはやらなくていい。というスタンスです。やりたいという気持ちを大切にして、やりたい気持ちになるまでじっくり待つようにしています。
なので、自分の描きたい絵をずっと描いていたり、1つは作ったから、あとは自分のやりたいことをする。という子もいます。
おやおや。爪をえのぐで塗りはじめましたよ(@w@)
絵を描こうとすると「正しく」とか「うまく」描くことにとらわれてしまったり、「上手く描けない」ことに劣等感を持ったりすることがあります。
でも、デタラメの絵なら、正しいもうまいもないから、劣等感が生じませんね。
今回は、思うがままに絵の具や画材を使って描くことができ、発散にもなったのではないかと思います。
絵画造形スタッフ・Y
NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所では、個性豊かな子どもたちの心に寄り添い、育ち・学びを支えるために、目的に賛同しご協力いただける方を広く募集しています!