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生・性教育 保護者スタッフ 勉強会

 不登校と言われる状態にある子ども達の学習の機会は、ここ十数年で少しずつ整備されてきたかと思います。しかし、健康や食、安全や性など より広い意味での学びの機会となると依然少ないままではないでしょうか。
  むすびつくばライズ学園では、いわゆる「りっしんべんの性教育」はもちろん、生きるということ、「りっしんべんのない生」について学ぶことも大切にしたいと考えています。

 8月28日(水)には、卒園生保護者の中井さんを講師としてお招きし、むすびつくばライズ学園保護者とスタッフがいっしょに 生・性教育 について学び合い、話し合いました。

【中井聖さん】 生と性のはぐくみ研究室 はぐ♡ラボ メンバー。思春期保健相談士・日本思春期学会 性教育認定講師。

 前半は、中井さんが制作された動画「おうち性教育 基本のき」を視聴しました。動画の中で、 プライベートゾーンについては「恥ずかしいから隠そうね」ではなく「大切な部分だから守ろうね」というなど具体的な声かけの紹介があり、とても参考になりました。ポジティブに伝えることが重要なのですね。

じっくり動画をみている保護者のみなさん

 その後、グループごとに「動画をみて感じたこと」「子どもに学んでほしいこと」「大人側の困り事」について意見を出し合いました。

生・性教育は、こどもと関わる大人がみなで取り組みべきもの。家庭・むすびつくばと役割分担せずに協力してすすめていくべきでは・・意見をかわすスタッフたち
お互いのグループの意見を共有しあいました
中井さんおすすめ 子どもから大人まで性教育の読み物コーナー

【参加者からの感想】
・ これまで自分が受けてきた性教育とは異なり、広い意味での生・性教育
  がもとめられているし、そのような社会になってきたのだと思った
・ 性について語る時に、人権のことも含めると話しやすいし、中井さんの
  伝え方や表現がとても良くて真似したいと思った
・ 対話形式の講座で、受け身ではなく能動的に考えるスタイルが良かった
・ 子どもと接する大人が、「保護者」「スタッフ」という垣根を越えて一
  緒に学ぶことが大切だと感じた。「家庭」と「むすびつくば」で役割分
  担するのではなく、ともにサポートする姿勢が重要だと思った
・ 生・性教育をもっと広めて、当たり前の学びとして沢山の子ども達に
  とどけてほしい

 今後も、子どもと大人が生・性教育について学んだり、話したりできる場をつくっていきたいと考えています。
 中井さん、保護者のみなさん、ありがとうございました。


(スタッフ O)


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