教室の防災グッズを点検しました!
むすびつくばライズ学園では、災害時にも子どもたちの安心安全を確保できるように、防災のワークを毎年行っています。
1月1日には、能登半島地震が発生しました。
被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
スタッフも子どもたちも無関心ではなく、年明け、いろいろな話をしました。そんな中で、教室の防災グッズ点検をすることになりました。
むすびつくばライズ学園で常備していた「カンパン」ですが、「食べたことがない」と言う子も多かった月曜日。実際に、開けて食べてみることにしました。
小学生は、まず缶を開けることに苦戦しましたが、カンパンを興味深く観察して試食していました。
他にも、ご寄付いただいたクラッカーと、常備していた水を飲食して、気づいたこと、わかったことをまとめました。
中学生が多い火曜日は、「非常食点検チーム」「生活衛生対策点検チーム」「情報対策チーム」の3グループに分かれて話し合いをしました。
「非常食点検チーム」では、月曜日を引き継いで、さらに「みんなの安心」のためには、「温かいものや、甘いもの、いつもとあまり違わないものもあったほうがいいのではないか」「選べるということも大事ではないか」という意見が出ました。「ローリングストック」の考え方を教えてくれた中学生もいて、「来年の防災週間に、みんなで調理で使うようにすれば良いのでは?」とスタッフから意見がありました。
「生活衛生対策点検チーム」は次週にも引き継いで、非常用トイレの使い方を確認したり、教室にあるもので防寒対策を考えてみたりしました。
「情報対策チーム」は、機械に強い子どもたちが、使い方がわからないラジオライトを使えるようにしてくれたり、携帯充電器で実際に充電してみて、バッテリーが弱いことや電池の替えが必要なことを発見したりしてくれました。
ライトや充電が足りないのではないか、ということで、インターネットでいろいろな商品を調べてくれた子もいました。
お金のかからない方法や、優先順位も考えました。
そして先日のスタッフミーティングでは、そんな子どもたちの意見をスタッフ全員で共有し、備えのあり方について検討しました。
新拠点でも、子どもたちといっしょに、安心安全をつくっていきたいと思います。
▼ クラウドファンディング挑戦中 ▼