#059 今月、監理技術者の配置金額が改正に
2024年12月3日(火)配信
今月(2024年12月)、特定建設業許可・監理技術者の配置・施工体制台帳作成が必要な下請金額が変更されるようですね。
前回金額が引き上げられたのが2023年1月ですから、ほぼ2年での改正です。これまで2年で金額が引き上げられるなんてあったでしょうか。建設資材を中心に人件費など工事費高騰のスピードが早いってことなんでしょう。
国交省の建設工事費デフレーター(工事費用の相場)によれば、
2015年を「100」とした場合
2021年が「113・2」で
2023年が「123・2」と
直近2年で8.8%上昇してるそうですから数字で見ても凄いですね。
改正では必然的に、監理技術者などの専任要件額や特定専門工事の上限額も改正されます。ま、ですから技術者配置の大きく3つの要件額が建設業法に基づき引き上げられる訳です。
改正内容(改正額)は以下の通りですが、なかなか理解しにくい方もいると思うので、分かりやすいイメージ画像を添付してみました。
参考になれば幸いです。
▶特定建設業許可の取得、監理技術者の配置、施工体制台帳の作成が必要な工事下請金額の改正
4500万円(建築一式7000万円)
↓↓↓
5000万円( 〃 8000万円)
※一目で分かるイメージ画像はこちら
▶監理技術者や主任技術者などの専任配置が必要な工事請負金額の改正
4000万円(建築一式8000万円)
↓↓↓
4500万円( 〃 9000万円)
※一目で分かるイメージ画像はこちら
▶下請の主任技術者の配置が免除される特定専門工事の工事下請金額の上限の改正
4000万円
↓↓↓
4500万円
※一目で分かるイメージ画像はこちら
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