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Object Capture【ios17】

iPhoneで3Dスキャンができると聞いたので
いざやってみる!

今回使用したのはこのアプリ↓

現時点でApple公式のアプリでObject Captureは使用できないため、App Storeでこちらのアプリをインストール。

レビューは少ないですが、広告もなく無料で利用できます(アプリ内課金あり)。
データ収集も無いらしい。

スキャンの手順

流れとしては、アプリ右上の+ボタンからモデルを作成する感じです。

以下のような手順で撮影していきます。
(360°スキャンの性質上、家具やら景色やらが映り込んでいるため、写真は加工しています。)

1-1モデルの名前を決める

モデルの名前を決めます。
日本語でも大丈夫構いません。

2-1モデルの大きさを測定

モデルにカメラを向けると下のような直方体で囲われます。
そこで幅や高さを微調整します。

これに撮影したいオブジェクトが収まるようにする

2-2モデルを同じ高さから360°撮影

実際に360°から撮影します。
以下が撮影風景です。

なんかすごい...

これがまた大変です。
360°スキャンを何度も繰り返すため、オブジェクトの周りをクルクル回り続ける必要があります。
外でやったら不審者。

完成するとこんな感じの画面が出てきて次のステップに進めます。

cool!

2-3モデルを下から360°撮影

今度は下から撮影します。
やり方は同じです。

オブジェクトのまわりをクルクル回るのですが、速すぎると注意されます(TдT)

ゆっくりうごいてね

2-4モデルを上から360°撮影

今度は上から撮影します。
もう少しで完成です。

オブジェクトに近すぎても注意されます(TдT)

もっとはなれてね

3-1processを押して処理を開始

スキャンが完了したらProcessを押して待つだけです。あと7分とか10分とか出てきますが、2〜3分で終わりました。

Processをクリック

ちなみに、課金するとsettingsで色々手を加えることができます。

明るさとか変えたい...

おそらくこれ以外は無料で利用できます。
大変ありがたいアプリです。

3-2モデルの完成

プロセスが完了したらついに完成です!
完成したモデルはカメラで投影できます。気になる精度はこちらです。

天然水とデッサン人形

超精密とまではいきませんが結構リアルです!
照明にもよりますが、遠くから投影すれば本物との差をあまり感じません。

写真ではなくスキャンデータ

細かい文字もしっかりスキャンできています。
これは凄いですね。

デッサン人形

デッサン人形はどうでしょうか。
スキマ部分はなかなか難しいみたいですが、腕や足は綺麗にスキャンできていると思います。

実物と比較

さて、実物と比較したらどこまで似せることができるのでしょうか。

天然水の比較

天然水はかなりリアルです。それがこちら↓

天然水

これは自宅のテーブルの上に置いた天然水と偽物の天然水(3Dオブジェクト)の写真です。
※写り込みが多いので背景透過しています。

このうち2つが本物で1つが偽物です。
見分けられましたか?!(^o^)!

犯人は...

自動で切り抜いたのでどれも輪郭はぼやけてますが、左下の天然水が今回スキャンしたものになります。

結構リアルですよね!
投影中、掴もうとしても掴めません。
そこにあるのに...不思議な感覚です。

デッサン人形の比較

次はデッサン人形です。

デッサン人形と影武者

どうでしょう。
色が違うのでぱっと見で分かってしまいますが、頭から胴体まではかなり高精度ではないでしょうか!?

右が本物のデッサン人形で左が偽物です。
しかし、引きで見ればあまり大差ないですよね。

別れは突然に

おしまい

いかがだったでしょうか。
大変面白い機能だったと思います。

模様替えをする際、移動前にスキャンしたものを投影してあらかじめ移動後のイメージをつける...なんて使い方もアリだと思います。

この機能はios17かつiPhone12以降のProモデルが必要みたいです。対応端末を持っている方はぜひ試してください!

お読みいただきありがとうございました🍎

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