姶良市の、鹿児島県の、コロナの風向きが変わった
前回、姶良市の飲食業界について書く、って言いました。
が、その前に。
状況が変わりました。はい。
姶良市の、鹿児島県の、コロナの風向きが変わった。
飲食業はどこも、みなさんご存知のように、今生き残りをかけて必死です。
今は、何をチャレンジしてでも、前に進むべき。
もしくは、体制を整えたうえで、じっと待つべき。
そんな中で私が出来ることはなんなのかと考えていました。
もちろんスタッフもお店も守りたいけど、それ以上にお客さんが楽になるのはなんなのか。
今、困っている人を飲食店として救える方法があるんじゃないか。
同業者が繋がって、手を取り合うことが、みんなにとっていいんじゃないか。
そんなことを考えて。
例えば、そお市のドライブスルーめっちゃいいなと姶良で出来ないか動いてみたり。
市内の飲食店のテイクアウトを買い、紹介できるように動いてみたり。
とりまとめてくださっているサイトへ掲載依頼をかけてみたり。
他にも、霧島で江戸前蕎麦の手打ち職人である父が、コロナショックの虚無感から抜け殻にならないように、蕎麦の販路を考えてみたり。(これは、これからやります。こちらがいいなぁ)
一番近いところ、目の前を大事にして動こうかと。
でも。
フェーズが変わった。
鹿児島は、他県にて罹患し、そのまま鹿児島県に移動してきて陽性と分かった、というパターンが多かったけど。
つい昨日、姶良市で7例目となった70代女性。
感染経路はここではわざわざ明記しなくとも、確実なのは、姶良で生活し、姶良にずっといたにも関わらず、コロナに感染してしまったということ。
そして、それに気づかないうちに、朝7時から夕方17時まで姶良市内のパート先に勤務しているということ。
それはどういうことか。
「気づかずに、コロナになる。気を付けていても、コロナになる」。
日本で分かりやすくいえば東京や福岡の、感染経路不明で感染者が増え続ける状態が、日々じわじわと着実に増えていくという事態が、目の前に迫っている。
そう思って、危機感を、より一段上げて気を引き締めていかないといけないということ。
そして、この状況は、遅かれ早かれ訪れるものだった。
今日、陽性が分かったお孫さんを責めても仕方ない。
憶測や批判はいらない。(個人的に特に苦手なのは、馬鹿じゃない?とか言っちゃう人。言葉選ぼう。傷つくかもしれない人がいることを、想像してほしい。そういうの、今、大事。)
責めるのは違うけど、公式に発表されている事実はきちんと仕入れて、恐れた方がいい。
高速バスで福岡から鹿児島に帰ってきて。
帖佐駅から、鹿児島市内の専門学校へ電車で通っていた。
個人が悪いんじゃない。
ただ、もし、自分の身内でかかってしまったら、あの時、あの行動をとった自分が悪いんだと思わざるを得ないから、そうならない為に。
話は少しそれますが、娘(小3)は、昨年3クラスだったのが今年から2クラスになって。
ほんの数人、足りなくて。
なんと、1クラスに42名いるんです。
密集もいいとこ。
水曜から休校かもしれない。
でも、もうそれからでは遅い。
私は、明日から、自主休校を選ぶことに。
でも、これも、一人一人のこどもたちにとって、各家庭にとって、ベストは違う。
急に休みになっても心が追い付かない子もいるかもしれない。
そこを見極めてあげられるのも、親だからこそ。
私たち家族にとってのベストが、みんなのベストとは限らない。
だから、個人の正義を押しつけることは出来ない。
自分たちで選んだ、その道を、後悔しないよう進もう。
飲食店もそう。
それぞれの店主の正義があって、そこに向かって一生懸命進んでいくだけ。
めちゃくちゃ向かい風でも。
そこには、他者の正義の押しつけはいらないんだ。
ましてやただの批判はもっといらない。
みんな、自分の進み方も自分で選んでるんですよね。
仕入れる情報も、どんな環境で過ごしていくのかも。
国に、他人に、文句ばっかり言うのやめよ。
出来る事しよう。できればあたたかいこと。
自分が、誰かが、あたたまるようなこと。
また、お問い合わせをいただくのですが、今回は、以前の休校時にやった「こども弁当の宅配」は、やりません。前回の休校は急だったこともあり、保護者の負担や子どもたちの不安に寄り添いたくて始めました。
今回は、きっと各家庭でも、ある程度心の準備が出来ていたはず。テイクアウトも各店で始めているし、お昼ごはんはきっと大丈夫。
なにより、今回は姶良市を取り巻く状況が違う。
100%、私が、そして配達に行くよと支えてくれるみんなが、コロナにかかっていませんって言いきれなくなってきたから。責任は大きすぎる。
リンクも、店内でのランチは当面営業を見合わせます。
クレープ・お弁当はドライブスルー受取で、やります。
他に、出来る事も、考えています。
元気で生きていればきっとまた笑える日がくる。
今こそ、人に優しく自分に優しく。