分からないなりに寄り添いたいという気持ちはある。
新生活が始まった。
中学生になった娘が、「朝読書」に頭を悩ませている。
…いや、頭を悩ませているのは私の方かもしれない。
当の本人は、ぼーっとしていればその15分は勝手にすぎると思っているからだ。
娘は、全く本を読まない。
一方私が彼女ぐらいの頃は、ハリーポッターにハマり、あの分厚い本の続きが気になってどうしようもなく、とにかくページを捲りたくて、ごはんを食べるのも夜に眠るのも惜しいと思っていたほどだった。
当時、書店もAmazonもない田舎暮らしの中学生(私)は、月に何回