![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/26438274/rectangle_large_type_2_1b726c8c67485bb5084ddc997022ab83.jpeg?width=1200)
多すぎても少なすぎてもダメ、会話のバランスの話。
今回は、会話のバランスの話。
バランスが大事、バランスが大事って色んな場面で言われるけど、
これは会話にだって当てはまるよね、と思う。
30年間、会話が苦手と感じてた
私は、コミュニケーションというか、
会話がすごく苦手だったんだよね。
会話の影響で人嫌いになるレベルで、苦手だった。
正確に言うと、仕事の会話は出来るんだけど、
プライベートの会話がからっきしだった。
雑談とか、したくないわけじゃなかったわけじゃなく、
むしろしたかったほうだった。
ところが、全然自分が話せなかったんだ。
毎回、話すタイミングをうかがってるんだけど、
結局自分の話す時間が来ないで時間が終わってしまうの。
人の話は最後まで聞きなさいと親に言われ続けたし、
本にもよく書いてあるからさ、
だから私は頑張ってそれでも人の話を聞き続けたんだよね。
そうやって話を聞いていれば、
次は自分の話を、私が話しきるまで聞いてもらえると信じて。
・・・まぁ、そんな日はこないんだけどね。
多すぎても少なすぎてもうまくいかない
会話って、
「6:4とか7:3ぐらいの割合で相手にしゃべらせるといいよ」
ってよく言われるんだよね。
これって、ずっと、
こっちの話多すぎるのはダメだから、ともかく相手に話を譲ろう、
ってことだとずっと思ってたんだけど、違うんだよね。
正しくは「多すぎても少なすぎてもうまくいかない」なんだ。
私はずーーーっと、
人の話が終わるまで聞かなきゃいけないと思ってて、
9:1ぐらいの割合で、相手がしゃべるままに聞いてしまってた。
9割自分がしゃべってる人は、
私のことについてこれっぽっちも興味ないから、
離れるべき関係なんだって、今ならわかるんだけどね。
だけど、なんと約30年近くそれがわからず、
コミュニケーションが延々9:1の状況を繰り返してしまった。
結果当然毎日が苦しいわけだし、
あまりに仕事も、誰かと会うのも苦しいから、
ある日全部辞めたこともあった。
要するに、仕事はいきなり辞表を出し、友達もブロック。
それも突然。
この判断自体は、私は間違ってなかったと思う。
だって、そのままだったら体も心も壊してた可能性高いし。
だけどね、そもそも最初から我慢しなければ、
いきなり全てを捨てるなんてことは無かっただろうし。
総合的に見て、やっぱりもったいない行為だよね。
どっちかによるから、反対のことも積極的に
だからこそ、バランスが大事なんだけど・・・
バランスよく最初から出来る人は少ないよね。
だいたいが、やりすぎかやらなさすぎか、どっちかによってしまう。
だからこそ、いつも人に合わせがちな人は、
普段から自分を優先することを常に心がけたらいいし。
いつも一人で突っ走って、周りを振り回してしまう人は、
一度周りの人の話を聞く時間を作ったらいいと思う。
そしてどっちにしても
「自分はどういう状況になったら幸せといえるのか」
つまり、ゴールみたいなのを考えておくことが大事。
そうやって、自分も周りも尊重出来る人が増えていくといいな。
その世界は誰にとっても生きやすいはずだから。