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ファッション知覚分類第2回 〜あなたの「ファッション知覚タイプ」を見つけるワーク
こんにちは。服装心理lab.オーナーの久野梨沙です。
前回は、「ファッション知覚」という概念についてお話ししました。視覚優位型、言語優位型、身体感覚優位型という3つのタイプがあり、それぞれのタイプによって服選びの際に重視するポイントが異なってくるというお話でしたね。
今回は、あなた自身がどのタイプなのかを見つけ出すための具体的なワークに取り組んでいきましょう。
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五感を知るための「思い出」ワーク
まずは、ファッションとは関係のない場面での「五感」の使い方を探ってみましょう。これは、あなたの根本的な知覚の特徴を理解するためのワークです。
思い出の場面を振り返る
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あなたの心に残っている思い出の場面を一つ思い浮かべてみてください。例えば、楽しかった旅行や、印象に残っているイベントなど。その場面で、あなたは何を最も鮮明に思い出しましたか?
目に映った景色でしょうか。それとも耳に届いた音や声? 体で感じた空気感かも。
前回お話しした花火大会の例のように、同じ場面でも人によって印象に残る感覚は異なります。これがその人の「知覚の特徴」を表しているのです。
ぜひ思いだしたものを書き出して、どの知覚を使って記憶・想起したものなのか、分類してみて下さい。
ファッションシーンでの「感覚」を探る
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