トンネルを抜ける Day6 / 日曜のシーソー
スペインの友人の家に行くと、灼熱の太陽を避けるために、日中、雨戸的なものをガッツリ閉めると言う家がある。当然のことながら直射日光が入らないから、ピーカンの太陽を浴びるよりかは、気温が少し和らぐ。
我が家もこの灼熱地獄をどうにか生き抜くために、この雨戸を半分くらい閉めてしまう方法を最近取っている。家の中は、中途半端な暗さになるが、今の自分の気分を表しているようで、これも悪くない。
夏はピーカンじゃなくてもいいって言う時あるよね。夏がしんどくてもいいね。そして夜は、タニガワが良いとお勧めしてくれたの「ノマドランド」を鑑賞。それについてあーでもない、こーでもないと、深夜までタニガワと語りながら、並行して、親友のあっこちゃんとも語る。昨日の恩師の話じゃないけど、今の気分は、1人もありだけど、やっぱり誰かと話したい。1人になった部屋は快適だけど、誰かがいても...いいかも。矛盾だらけの日曜の夜は、人の気分をシーソーのように上げ下げさせた。