ちょっくら精神科に入院してきました!㊴共依存とは
入院中に2週間ほど大学生の女の子と同室になった
たくさんの薬を飲んでいて、ベランダから飛び降りて骨折
本人は記憶がないけれど、ICUに入るくらい危険だったらしい
薬を減らすためにも精神科に入院
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薬剤師並みに薬に詳しかった!
ベッドから動けなかったけれど、初めて入院する彼女にカーテン越しからアドバイスをしたり励ましたり
顔はお互い分からないまま数日で仲良くなった
そんな彼女と話す度に『共依存』について考えるようになった
彼女は母親に強く依存していたのだ
全ての判断は「おかあさん」
「おかあさんに怒られてしまう」「おかあさんに会えない」とよく泣いていた
公衆電話や携帯で話す彼女は、母親の声を聞いていつも泣いていた
彼女自身、母親に依存してるのを理解もしていた
「親離れしなきゃ」っていつも言っていたから…
ちなみにあたしは母親との関係があまり良くなかった
愛されたかったし、ありのままの自分を受け入れて欲しかったけれど、心の底から安心できる前に母親は亡くなってしまった
母親なりに精一杯愛情を注いでくれていたのだと思う
だけど、未だに心の底から理解し合えたとは思えない
母親の言動に一喜一憂する彼女を決して弱いとは思わない
母親と娘の関係って、難しいものだと思う
どんな関係が正しいのか
どんな2人が幸せなのか
正解はわからない
数週間たち、リハビリもがんばった彼女は母親に迎えに来てもらって無事退院
看護師さんの配慮もあって、退院する時にはカーテンを空けて顔を合わせられた
とてもかわいい、純粋そうな女の子だった
彼女は元気にやっているだろうか
少しでも、自分の力で前に進めていたらいいな
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