新卒で外銀を選んだ私が、アトラエでエンジニアとしてやりがいを感じている話
はじめまして!People Techのアトラエでエンジニアをしている藤井里咲です。
私は2021年4月に中途入社したため、執筆時点で入社から8ヶ月ほど経ちました。転職エントリを書くのが初めてなので、このnoteではこれまでのキャリア選択を軽く振り返りつつ、アトラエに入社してからの感想を率直に書こうと思います。
アトラエに興味があるけど、実際どうなの?どんな人がいるの?
未経験からエンジニアになった人ってどんなキャリアパスを歩んでいるの?
こんな疑問に対して一つの答えとなればと思います!
自己紹介・経歴
私は今社会人5年目ですが、振り返るとなかなかやりたいことが見つからず紆余曲折ありました。
学生時代の話に戻りますが、私は幼少期に米国に住んだ影響で、語学を極めて日英通訳者になりたいと思っており、東京外国語大学で通訳翻訳学を専攻していました。
転機は英国への1年間の交換留学。世界各国出身の留学生が、Business & FinanceやComputer Scienceといった専門分野を学んでいるのを見て刺激を受け、「私も語学以外にも何らかの専門性・スキルを持ちたい!」と思うようになりました。
そんな私が大学院卒業後に入社したのは外資系金融機関でした。英語を使って海外オフィスとも連携するような部署で決済指示業務を担当し、留学時から目指していた「語学 × 専門性」は叶ったように思いました。
ただ、当時の業務が心からやりたかったことかといえば、違ったと思います。業務のシステム導入プロジェクトを通してIT部門と関わるうちに次第に興味はそちらに移っていき、最終的にはプログラミングを勉強してエンジニアに転身しました。
どんな勉強をしたのかなど、当時の話は以下に詳しく書いています。
エンジニアとして実務未経験で入社した株式会社クレイでは、受託開発(一次請け)・自社開発の両方に携わり、またウェブ開発のフロントエンド・バックエンドをひととおり経験させてもらいました。その結果、オーナーシップを持って開発に臨める自社開発に専念したいと感じるようになりました。
特に、社会に存在するべきだと自分が思えるプロダクトを作りたいという想いが次第に強まりました。
入社を決めるまで
アトラエとの最初の接点は約3年前で、前職への転職にGreenを使ったことでした。当時アトラエのことは知らなかったですが、エージェントを介さず企業と直接やりとりできることが気に入ってGreenのファンになりました。
また前職時代に、知人がアトラエで業務委託をしていた縁でアトラエバーに遊びに行ったことがありました。その時はまさか将来の転職先になると思っていませんでしたが、エンジニアやセールスなどの職種の垣根を超えて仲が良さそうだったのが印象的でした。
今回転職を考え始めた際、再びGreenを使い始めました。転職の軸は上で触れたとおり、「社会に存在してほしい、周りの人に使ってほしいと思えるプロダクトをチームで作れる会社」でした。
そんななか、偶然アトラエからGreen上でスカウトメッセージをもらって面談をしました。選考を通して自分がアトラエで働く姿を想像できたこともあり、ほとんど迷いもなく入社を決めました。
入社してからの話
Greenのエンジニアチームの一員として、主にiOS/Androidアプリの開発・運用を担当しています。具体的には
機能開発
不具合対応
リリースフローの整備(CIツールの導入など)
などを行っています。また最近は、エンジニア・マーケター・セールス等でチームを組んでグロース施策を行っています。エンジニア業務以外にも、中途採用・多言語化などに関わっています(詳細は下に書きます)。
全く違う雰囲気の会社を経験してからアトラエに入社した者として、いくつか感じたことを挙げます。
入社したばかりで、こんなに色々挑戦できるの?
私は前職で、主にRails・React・Vueを使ってウェブ開発をしていました。アトラエでは多くのプロダクトでRailsやReactを使っているため、そのどちらかをメインで使うことになるだろうと思っていました。
実際、入社して1ヶ月程度はGreenシステムへの理解度を深めるために主にRailsの開発をしていました。
担当分野を決める段階になり、iOS/Androidアプリ(Flutter)を打診されたときは意外でした。趣味でReact Nativeを使ったアプリ開発は行っていましたが、Flutterは全く触ったことがなかったからです。それからは既存メンバーのフォローも受けながらキャッチアップして、初めは小さめの開発から担当しつつ次第に慣れていきました。
私見ですが、中途入社したら一刻でも早く戦力になれるよう、入社時点のスキルをそのまま使う配属になるかと思っていました。
Green事業リーダーに聞いたところ、「現時点のスキルだけで配属を決めていない。本人の希望、チームと合いそうかなど色々考慮している。例えば藤井の場合、Greenのエンジニアチームで女性1人で問題ないかとかも検討した。」と言われたのが印象的でした。(※もちろん、元々のスキルを活かした配属が悪いわけではありません)
また上で触れたとおり、エンジニア業務のほかにも以下に関わっています。
中途採用チームで、エンジニアへのアプローチや面談
プレスリリースなどの文書の英訳・英文校正
採用業務は完全未経験でしたが、興味があったので入社後1ヶ月程度で参画しました。
翻訳に関しても自分から手を挙げて関わるようになったのですが、思わぬ形で大学での学びを活かせて非常に嬉しく思っています。
入社して間もない頃から、人事・PRなどエンジニア業務とは関係ない領域にも関われることは驚きでした。
アトラエのコミュニケーションは工夫にあふれている
入社以来、コミュニケーションに関して驚くことが多くありました。
まず前提として、アトラエは出社もリモートワークも自由で、コアタイムも決まっていないスーパーフレックスという働き方をしています。
そんな中で組織として信頼関係を築くための工夫が随所にみられました。(社内メンバーが読んだら何も目新しいことがないと思いますが笑)
①ミーティングは基本的に全員カメラオン
ただし強制ではないです。
②一人でもリモートなら全員各自のPCからミーティングに参加
出社した人はオフィスで散り散りになって各自のPCから参加することが多いです。出社組が1つの部屋に集まってしまうと、オンラインの人との情報格差が生まれるという理由だと聞いています。
③各チームが積極的に雑談や相互理解の時間を設けている
例えばGreenのエンジニアチームでは、その週に頑張ったことを発表して称え合う「やったったぜ委員会」を開催しており、それももっと改善できるのではないかと最近話していたところです。
エネルギーに圧倒される
アトラエは、アツい人が多いです。
会社・チーム・プロダクトに対して、熱量がこれほど高い人ばかりの会社は私にとって初めてでした。それは社員同士のコミュニケーションにも、仕事への姿勢にも、働き方にも現れています。
「世界中の人々を魅了する会社を創る」ことを志すメンバーの組織なので、ある意味当然なのですが、入社当初はエネルギーに圧倒されました。誤解を恐れずに言えば、いわゆる「体育会系」だという印象を受けたので、スーパー文化系バックグラウンドの私からすると「馴染めるだろうか」「貢献していけるだろうか」という不安もありました。
このような点をメンターやチームメンバーに話したところ、それぞれ真摯に相談に乗ってくれました。
アトラエはビジョン実現に向けて動く人たちの集団ではあれど、全員に同じ働き方や仕事への貢献度を強いる組織ではないし、各メンバーがそれぞれの形でビジョン実現に向けて貢献していることが次第にわかりました。
今は、周りと比較するのではなく自分なりの全力の貢献をしようと素直に思えるようになってきました。
さいごに
入社してからあっという間の8ヶ月間でした。まだまだDay 1の気持ちで、やりたいことは山ほどあります。色々な挑戦ができる環境に感謝しつつ、仲間と協力しながら最高の組織を作るために尽力したいです。
アトラエでは、各職種について積極採用中です。少しでも興味を持っていただけた方、お気軽にお声がけください!
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