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#1 2歳のきみへ
先日、娘が2歳になりました。
1歳の誕生日は特別!と思っていたけれど、2歳だって充分特別でした。
0歳の時は、当然ながらなーんにもできませんでした。
ミルク飲み終わったら眠くなってすーっと寝て、
抱っこして欲しかったら泣いて。
でも、何にもできない、その分、可能性に満ち溢れていました。
「この子はどんな大人になるんだろう」と、娘の寝顔を見つつ、
夫とよく話したものです。
そしてその時、わたしは必ず
「将来この子のパートナーとなる人は、今どこでどんな赤ちゃんをしているんだろう」と考えていました。
同じ年くらいと想定すれば、その人も今はどこかで赤ちゃんとして誰かに育てられているはず。
そのふたりがいつか大人になって出会う。
恋をしてパートナーになって、
結婚する。子どもだって生まれるかも。
これに気が付いたときは結構感動しました。すごいことだなって。
ただ、このこと、大きくなった娘に共有したいとは思いましたが、強要は絶対にしないぞ、と決めています。
わたしには将来娘によく話して伝えようと思っていることがあって、
それは、
「結婚はしてもしなくてもいい。子どももいてもいなくてもいい。」
「パートナーとなる人を選ぶ時も、年上でも年下でも、外国の人だっていい。何なら異性でも同性でもいい。」
「でも絶対に、パパとママにちゃんと紹介して。その人と暮らすために家を出たら時々はふたりで顔を見せに来て。」
「パパやママが年をとって誰かのお世話になりながら生きることになったら、その時いる場所に会いに来て。でもたまにでいいよ、自分の人生を優先して。」ということ。
娘にはとにかく、「自分を」生きてほしいのです。
そりゃあ楽しいことばかりじゃないのが人生ですけど、それも含めて、ですよね。
結婚して家庭を築いて一人前、子どもは2人以上いないとだめ、なんて時代じゃないはずですし、何なら、子どもはとにかく授かりものですし。
(娘はわたしたち夫婦の結婚5年目の第一子です、バリバリ体外受精です)
子に自由に、幸せに生きてほしい。ほんと、親の願いってこれなのです。
(この話夫にしたら、「(娘が)家を出ていくなんてだめっ!35くらいまでは一緒に暮らしたい」って真顔で言っていましたが。お、おう。)
とにかく娘、2歳おめでとう!