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インハウスの広告運用者ってなんだろう

aisaac社で広告運用担当している飛田です。12/18、クリスマスがいよいよ1週間後に迫ってきました。わたしは東南アジアで暮らしていますが35℃記録する土地のクリスマス飾りでも、サンタは長袖着用しツリーは雪化粧を纏うのかと例年不思議な感覚で眺めます。本記事では今年取り組んだ、インハウス広告運用のおもしろみについて振り返ります。

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aisaac社では毎年複数の新規事業が生まれ、広告運用をはじめとしたマーケティング活動を行いながら市場に受け入れられるかの仮説検証を繰り返します。事業部によって組織体制に若干違いはあるものの、事業部所属でより広範囲の戦略立案実行を行う事業部マーケター(縦軸)特定技能特化で支援を行う事業部横断マーケター(横軸)が存在し、それぞれの特性をもとに働いています。

aisaac社では技術の内製化・ナレッジ蓄積に務めており、ほぼすべての事業部で広告運用のインハウス化が進んでいます。わたし自身はこの1年、生まれたての新規事業から、会社の屋台骨となっている成熟安定期の事業部まで大小5事業の広告運用を担当しました。

「どこにどれだけの広告予算をかけると儲かるのか」数字を見ながら考えるのがそもそも好きで、自分自身の性質によくあった仕事ですが、これを事業部内で行うおもしろみを考えてみると

【面白さ①】 プロダクト作りへの関与

事業の立ち上げ段階ではプロダクトの方向性が頻繁に変わります。事業責任者がいまもっている仮説を検証するために、短期間で広告配信内容や対象群を変え、データ収集のうえ運用担当者としての見解を述べられるのはおもしろい点で「決められた手順に従ってクリエイティブ入稿して実績計測して、窓口担当者に伝える」単純作業としての広告運用を超えたやりがいを感じます。

【面白さ②】 社内データからの深い洞察をもとに

収益化の目処がたったプロダクトでは月数千万円単位の広告運用を行なっています。ほとんどの事業部で広告運用の最重要KPIを、広告経由新規登録者からの投資対効果(ROAS)としており、短期間で目標値にフィットさせるために日々試行錯誤を繰り返しています。代理店運用と明確に違うのは「社外秘になりやすいプロダクトのコアデータ」をもとに思考できる点で、広告経由問わない流入経路情報や商品別売上、LTVが高いユーザー属性のデータをみながら広告設計ができるのもおもしろい点です。

【面白さ③】 自動化、自動化、自動化

今年一番おもしろかったのはここ、広告運用の自動化に取り組み始めました。新着商品情報をリアルタイムに反映するためにデータフィードを作成、無駄予算がでないようにどの商品情報を反映するかのカット値をきめて開発調整、広告実績や運用状況のアラートがSlack自動通知されるようにしたりと社内の手を借りながら進めていきました。来年度は入札強化抑制・配信停止判断のルール設定など簡単なものから、AI利用した実績分析やクリエイティブ構成案生成など実験的なものまで試してみたいと考えており、事業に役立つ可能性を見出せれば開発支援をしてくれるaisaac社の体制に感謝しています。

【面白さ④】コスト削減と実験

広告代理店の多くが、運用金額に対して20~30%の手数料をいただくビジネスモデルを採用しています。月間運用金額が数千万単位になると、手数料は数百万円単位でかかってきますが、実際にかかる工数や人件費・製作費はそれに比例しないことも多く、大規模アカウントであればあるほどインハウス化によるコスト削減効果が大きくなります。運用担当としては、運用金額が増えるにつれて自分の介在価値を感じられる「ホッとする瞬間」であり、浮いた金額を広告限定クーポンの発行などより実験的な取り組みにつかえるのはインハウス広告運用社ならではのおもしろみです。

おわりに

年末年始を迎えるにあたり、今年一年の業務内容を振り返る方も多いのではないでしょうか?わくわくする瞬間はありましたか?ご自身の取り組みにおもしろさを感じましたか?

aisaac社では、事業部横断で広告運用担当する仲間を求めています。すこしばかりの興味関心でもOK、どのような活躍ができるかお話ししませんか?カジュアル面談へのご応募お待ちしています。


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