良いものを 長く使うという事
あなたにとっての「良いもの」とはどんなものでしょうか?
人にとって大切なものは色々あると思います。
ブランドものだから良いもの、というわけではないと思いますが、私は結婚前に「自分にご褒美」で買った腕時計を今でも大切に使っています。
Cartierのサントスという腕時計です。
臨時収入で自分にご褒美
当時私は大学院生でした。
医師になりその後に大学院に進学する場合、大抵はいわゆる「アルバイト」をすると思います。
学生の身分ではあるものの医師免許はありますから、生活費や学費を稼ぐ意味もありますが息抜きにもなるアルバイトにいく訳です。
多くは所属する医局からの派遣という形が多いでしょうか。
私も大学院生の4年間、そんなふうにアルバイトに行っていました。
メインで行っていたのは、ちょっと田舎の病院の当直+翌日の外来と入院患者さんの診察。
24時間勤務です。
大学院生3年目の頃かな?たまたま医局の関連病院の常勤医の先生が体調を崩され、勤務できない時期の外来の穴埋めに私がいくことになりました。
その時の収入はいわば臨時収入です。
それで何か自分にご褒美を買おうと思って。
選んだのはCartierのサントスです。(自動巻)
いわゆる「ハイブランド」の腕時計を初めて自分で購入しました。
独身女性が身につけるには、ちょっと背伸びしたくらいの金額。
当時40万円弱くらいだったかと思います。
某デパートの時計コーナーで購入しました。
それ相応の買い物
当時の私はそのデパートに担当の外商さんがいて(知り合いからの紹介)、そこに買い物に行くとどこからともなく担当の外商さんが現れてちょっとした手土産的な、そのデパートで売っているお菓子の新商品などを紙袋で手渡されたりしたものです。
化粧品はもちろん、洋服や下着、バックや靴など身につけるものほとんど全てをそのデパートで買っていました。
今思うと、かなりの金額を自分に使ってたなと思います。
贅沢な、という人もいるかもしれませんが、別に無理をしていたわけでもなく、「医師免許」があるからそれなりの収入があったに過ぎません。
それ相応の買い物をしていたのだと思います。
子どもができてからはなかなかそこからも足が遠のいてしまっていますが、今でもちゃんとしたものを買うときはそこを含めてデパートへ行きます。
そんな感じで手に入れた腕時計。
買ったのが大学院生の頃で、その後結婚して子どもも二人産まれて。
子育てと家事が中心の毎日を送る中でも、その時計はずっと使っていました。
手入れをして長く大事に使う
自動巻ですから、電池交換は不要です。
でもそれなりにメンテナンスは必要になります。
「オーバーホール」をして今でも大事に使っています。
もう18年くらいになるかと思います。
オーバーホールの際に表面の研磨もして頂き、新品とまではいかないけどピカピカになって返ってきました。
去年の夏に2回目のオーバーホール。
Cartierの赤いポーチに入って返ってきました。(その時の写真)
そうやって大事に使い続けること。
それが私にとっての良いものだと思っています。
今はCartierのサントスとApple Watchを使い分けてます。
Apple Watchのことは、また別のnoteにでも書きたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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