もし私がゴッパチを狙うとした時の戦略
まず大前提として私はゴッパチ(いわゆる5月短答合格から3か月後の8月論文を目指すやり方)経験者ではありません
そしてこの方法自体も全く推奨はしていません
どう考えても合格の期待値が低く長期的に見た時のコスパが悪すぎます
ですが中にはこの道を選択せざるを得ない方もきっといるでしょう
そういう方向けに、もし私がゴッパチの当事者であったと仮定した時に、私ならこうするという戦略を論文式試験を2度受験してきた立場から簡潔にまとめてみます
あくまで仮定の話なので気分転換がてらに読んで頂けると嬉しいです
結論としては
会計学で逃げ切る
これに尽きます
なんならこれが一番の勝ち筋だと本気で考えています
論文式試験の偏差値計算の方法はややめんどくさいので簡潔に言いますが
会計学が一番配点がデカく、差がつく科目であり、この科目がかなりできると(他の科目が足切りにかからない前提だとすると)合格してしまうからです
まず論文から加わる租税法と経営学(他の選択科目は無視します)
こればっかりはやはり12月合格組や過年度と張り合うのはむずいです
ここでは5月短答後に上記の科目の勉強を始めたと仮定します
正直な話、短答前に租税経営を始めるのは無謀ですし全く持って合理的ではありません
これに関しては個人的な見解も多分に入ってくるのでこの辺にしておきます
またこれらの科目は履修範囲を絞り込み、徹底的に重要論点だけを潰せばゴッパチでも足を引っ張るリスクは極端に小さくなるでしょう
特に本年度みたくできる問題とそうでない問題がはっきりしていたら大して差が付きません
なので上記の2科目は最低限を潰して本番も偏差値50前後の着地を目指します
そして企業法と監査論
監査論は最後は正直な話、暗記するだけです
そして本番もできない問題はみんな出来ないし、できる問題もなんとかなります
また論文では法令基準集も使えますし、実際に暗記すべき箇所も多くはありません
短答期にどれだけテキストを読み込んでインプット出来ているかによって勝負が分かれます
そして問題はこいつ、企業法
論文科目の中で一番足切りの科目が高い科目と言っても差し支えはありません
また論文後にイチから論文企業法の論述のインプットを始めてもやや遅すぎる感があり、3か月の付け焼刃でなんとかなるとも思えません
ですがこの科目は短答論文で使う知識自体は全く同じです
なんなら短答期よりも抑えるべき範囲は狭くなります
なので本気でゴッパチを目指すのであれば12月合格者と同じペースで論文答練を受けながら論述の型や暗記するべき箇所をインプットしていくべきです
予備校によってペースは異なると思うのですが、私なら3月末までに行われる答練は全てオンタイムで受験します
さすがに直前2か月は短答に専念したいのでいったんストップすると思いますが、論文生と同じ熱量で頑張ります
そして大本命の会計学
これに関しては12月合格組と全く同じペースで答練等を受験します
この科目も短答論文で使う知識は全く同じです
ですが、原価計算と連結会計
これらに関しては論文になると一気に資料が多くなったり込み入った問題になるので短答期から特にリソースを割いて勉強すべきです
管理の理論部分に関しては分量も少なく楽勝なんですが、財務理論に関しては負担がかなりデカいのでこれに関しては少し工夫が必要でしょう
もし私が論文に合格していたら一つの記事としてリリースしたいと思います
以上がものすごく簡潔にまとめた一つのやり方です
結論しては
配点がデカい会計学でごり押ししてその他の科目は足切りを回避しつつ逃げ切る
再三申し上げますが、ゴッパチは無謀です
以前の記事 ↓ でも言及しているので気になる方はそちらを参照してみてください
また上記の戦略も私個人の論文生としての経験をもとに考えており、あくまで参考程度にとどめておいてください
では!
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