一般物理学徒

京都大学理学部 理論物理学者になって素粒子論の研究をするのが夢です。

一般物理学徒

京都大学理学部 理論物理学者になって素粒子論の研究をするのが夢です。

最近の記事

難関大受験のおすすめ参考書・勉強法(化学編)

化学は、理科の中で最も選択する人が多い科目である。それ故だろうか。最初のうちは順調でも、途中から脱落していく人が目立つのである。私自身も理論化学までは得意だったのだが、無機化学に入った途端に膨大な量の暗記についていけなくなり、一時は落ちこぼれてしまった。しかしながら努力は実を結ぶもので、地に足をつけて勉強を続けると成績はみるみる伸びてゆき、東大や京大の大学別模試で偏差値70以上とれるまでになった。京大化学は大問が4つあり、うち2問が有機化学である。一般的に有機化学は点を稼ぎや

    • 難関大受験のおすすめ参考書・勉強法(物理編)

      個人的に、物理は入試科目の中で一番短期的に成績を伸ばしやすい科目だと思う。実際、私も物理は得意科目であり、駿台や河合塾が開催している東大・京大模試でも偏差値75以上はコンスタントにとれていた。京都大学理学部に合格できたのも物理の影響が大きいだろう。しかし、世間的には、物理を苦手としている人は思いのほか多いようである。それは、腰を据えて勉強するまではなかなかとっかかりにくいという特性を物理が有しているからだろう。今回は、私が受験期に愛用していた参考書と、本当に成績が伸びる勉強法

      • 難関大受験のおすすめ参考書・勉強法(数学編)

        私が思うに、数学ほど好き嫌いが分かれる科目はないだろう。一番好きという人も、一番嫌いという人も大勢いる。ある大学の研究によると、受験科目の中で生まれながらのセンスが最も問われるのが数学らしい。しかし、だからと言って苦手な人は悲観してはならない。所詮は高校数学だ。大学の数学科で学ぶような純粋数学とは比べ物にならないほど底が知れている。私も数学のセンスはあるわけではないが、東大や京大の大学別模試で偏差値80以上とれていたのだから、今点数が低くても今後の努力次第でいかようにも伸びる

        • 浪人生へ

          本当はすぐにおすすめ参考書や勉強法を投稿しようと思っていたが、その前にどうしてもこれを書きたくなった。 春から浪人生になった、このnoteを読んでくれているすべての浪人生に言いたいことがある。 君たちはすごい 少子高齢化に伴って受験生の数は減少し続けているにもかかわらず、大学の数はしょうもない私大を中心に昔と比べて増加しており、どんどん大学に入学しやすくなってきている。今や大学全入時代と呼ばれて久しい。 大学入試も昔と比べて変わってきており、指定校推薦や総合型選抜の枠

          初投稿

          大学に合格してからずっと、受験生向けに自分の使ったオススメ参考書と勉強法をブログか何かで書きたいなーと思っていたのだが、うだうだしているうちに大学3年になってしまった。受験してから大分時間が経ってしまったが、学習指導要領改訂後の受験が今年度から始まるので、キリ良く書き始めるかーと思った次第である。 私は理系で、理科は物理と化学、地歴公民は地理を選択した。得意科目は数学と物理と化学、苦手科目は英語と古典で、地方の公立高校から駿台京都校での1年間の浪人を経て、京都大学理学部に合