時空を越える
大好きな大好きなおじいちゃん❤️
心臓が悪くてペースメーカーいれてたの。
余命宣告されてからびっくりするくらい何年も生きて。
常に死を考えながら毎日私たちに愛を注いでくれた。
好きなことには時間とお金を惜しまず、
人を恨まずいつも感謝して接して
家族のための貯金と日記を欠かさず、
おばあちゃんと喧嘩しても
必ず折れて笑ってとぼけて
優しくてあったかぁい人だった。
亡くなってもう20年くらい経つけど
年々、おじいちゃんが好きになる。
今、
片付けも終盤になってきて、
ついに1番時間かかるアルバム類に取り掛かったら
若い時のおじいちゃんとおばあちゃんがたくさん居て
どの写真も素敵で
益々おじいちゃんおばあちゃんが好きになった!
おじいちゃんが当時着ていた服は今私の夫が着てるし、おばあちゃんの服は私が着てる。
愛しいお下がりの服。
戦時中でも芯の強さが滲み出てる活発そうなおばあちゃんと、
平和で穏やかなおじいちゃん。
家の中はとにかく物が多くて、どれも大切に仕舞われていた。
使わないでもったいない!
って思っていたけど、
おばあちゃんがおじいちゃんと過ごした間の
宝物で、
その当時のままキレイに飾っていたんだなと
気付いた。
60年前からあるお人形もほとんど当時のままだし、
おばあちゃんが毎日欠かさずしていた習慣の意味を
今知った気がして
胸が熱くなった。
それを私は今
これは〇〇さんぽいなって友達に譲ったり、
破格でガレージセールで並べたりして
もらってくれた人と会話しながら手渡してることに、我ながらいい選択をしたと思ってる笑
メルカリしたり捨てられてしまうよりよっぽどよっぽどいい!
ガレージに座ってると、近所の人が必ず声かけてくれるし、おばあちゃんと親しくしてた私の知らない人たちがおばあちゃんの話を聞かせてくれる。そしてみんなは私を知ってて、おばあちゃんがいつも私を褒めてくれてたと知った。
差し入れくれたり、ただ世間話して帰って行く人だったり。
この時間はおばあちゃんが好かれてたことをまじまじと感じさせられるの。
嬉しくて嬉しくて、そして寂しい。
感情が溢れかえって、時空も越えて、
かけあしで過ぎていくステキな毎日。
あと約2週間。
この時間を噛み締める!