
ゴアの教会群と修道院群
インドのゴア州に教会群と修道院群があります。ポルトガルが植民地にしていたゴアは16世紀から20世紀までの長い間搾取されていましたが、いまではその悪しき名残も世界遺産になっており、観光資源になっています。
我が国で有名なフランシスコ•ザビエルが安置されているのがBasílica do Bom Jesus ボムイエズス教会です。

中にはザビエルの棺(と思われる)がありました。10年に一度ザビエルのミイラが公開されるのだそうですが、去年公開されたばかりなので、次回はあと10年待たないといけません。
この教会の道をはさんだ向かい側に2つ教会があります。その一つがChurch of St. Francis of Assisi アッシジの聖フランシス教会です。

静寂な教会内にちょうど日が差し込んでいて神秘的な風景でした。ここの木彫りの彫刻は金箔がはられているのだそうですが、よく分かりませんでした。
そしてもう一つがSé Catedral セー大聖堂。

ポルトガルのマヌエル様式で、外観はトスカーナ式、内部はコリント式になっています。長さ76m、幅55m、高さ35mの大きな聖堂であります。
オールドゴアから西に10kmのところにあるパナジ/パンジム Panaji/Panjim にもパナジ教会と呼ばれるImmaculate Conception Churchがあります。

薄い壁みたいな正面はマカオのセントポール聖堂と似ています。同じポルトガルだからでしょう。
ゴアの名物はフィッシュカレーです。

パンではなく米。そして魚のカレーに魚のフライ。ムンバイではお目にかかれないターリーです。
ゴアまではムンバイから飛行機で1時間です。ムンバイ行く機会があればぜひ。
(Feb/2025)