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せつない

夕暮れの風といっしょに、「せつない」がやってきた。
この「せつない」はよくしっている。
去年もその前も、そのまた前にもやってきたものね。
そしてたぶん記憶の奥の幾百幾千ものわたしも感じたはずだ。
夏の終わりの、このきもち。
そのせいかしら…せつないのに、どこかなつかしいような気がするのは。

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