父と娘のNY旅行⑥(サングラスの意味)
ニューヨークに来てから数日経った。
だいぶ慣れてきた♪
ある日いつもの通りガローや美術館を巡り、路地を歩いているとガタイのいい大きな男性が3人歩いてきた。
どちらかというと、ガラは悪そうだった。
男性達は15メートルぐらい離れていた。
父はすぐ私と手を繋ぎ、道を渡った。別の道に変えたのだ。
私『どしたーん?』
父『こいつは危なそやな。っていうのを察知したら、そもそも相手と目も合わさんと、出来たら道を変えるぐらいしなあかんで!!
今後人生で出会う人沢山おるやろけど、
この人はついて行ってもいい人かな〜とか、
ヤバそうやな〜とかそういうの察知する力磨かなあかんで。察知能力ってのは誰も教えてくれんからな。』
私『うん。』
父『特に日本人海外の人から比べたら小さいからな、今の人が襲ってきたら、危ないやろ?
あとは、なんやこの人は?と思って目合わせたら睨まれたりガン飛ばされて危ない地域もある。
せやからお父さんは海外で割と真っ黒のサングラスをしてるんや!
これやったらお父さんの目線もどこかわからんからな〜
目が合わへん人ってのは相手も警戒するんやで。』
そういって父は笑っていた。
そして、先ほどのガタイのいい3人組はそのまま歩いてどこかへ消えた。
このことは現在も私の海外旅行で役に立っている。
さすがに真っ暗のサングラスは持っていないが、
海外で一人で歩く時は、危なそうな人がいたらそもそもすれ違わないように心がけている。
イギリスで一度地下鉄で財布を取られたが、
それ以降さらに万全の注意を払っていて、取られようがない状態にしている。
スリの多いインドや、イタリアも、スペインも問題なく過ごせたし、
スペインで一人旅をした時は、あえて現地民の様に生ハムやパンを片手に持って歩いていた時もあった。笑
今後も父から教わった旅の教訓は胸に刻んでおこうと思う。
つづく…
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