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フィンランドのジンジャーブレッド「ピパルカック(Piparkakku)」と今日の洋楽一曲

クリスマスといえば生姜の味のクッキー「ジンジャーブレッド」がよく食べられますが、今回はサンタさんの住む国・フィンランドのジンジャーブレッド「ピパルカック(Piparkakku)」を作りました。

参考にしたレシピはこちらです!


今回のポイントは、生地を一晩休ませること!
生地を混ぜてもその日のうちには食べられないのがもどかしいところですが、おいしいクッキーを作るためにレシピに従うことにしました。
また、レシピには「モラセス」を使用するとのことでしたが、手に入らなかったので「黒蜜」で代用!
しかし、市販の黒蜜を買うより、作った方が安いということで、黒糖とお水を20分間煮詰め、黒蜜を作りました。
手作りの黒蜜を味見すると、それはもう、上品なあんみつにかかっている黒蜜のあの味で、黒蜜作りは無事成功!(これも一つの達成感でした。)
今回使ったスパイスは、ジンジャー、シナモン、カルダモンの三つ!これらを先ほどの黒蜜に、グラニュー糖と共に混ぜ入れ一緒に温めます。その後バター、そして小麦粉と重曹を混ぜていきます。

翌日、一日寝かせた生地を冷蔵庫から取り出し、いよいよクッキーを形成していきます。
今回は定番の形である「ジンジャーブレッドマン」と「ハート」そして「星」のクッキー型で生地を抜いていきます。

生地が冷たくて固い内に素早く生地を伸ばし、手早く型を抜いていきます。
作業する部屋の気温や手の温度が高いと、生地が柔らかくなり扱いづらくなるので、なるべく少量ずつ生地を取り出して素早く作業するのがおすすめです。

本当は同じ大きさのクッキーごとに焼くことで、小さいクッキーが焦げるのを防げるのですが、せっかちな私は隙間のスペースを有効活用すべくクッキーを敷き詰めました。


生地の型が抜けたらいよいよクッキーを焼いていきます。

できました!

レシピ通り作ると大量のクッキーができてしまうので、半分くらいの分量で作るのが良いかもしれません。(この写真は全体の量の一部です)

想像より丸みを帯びた形になり、少し笑みがこぼれてしまいましたが、自分で作るとより一層愛らしく感じられます。

続いて、完成したクッキーはクリスマスらしくアイシングしてデコレーションします。


できました。

100円ショップのアイシングペンを使いました。

結構適当に顔や柄を描いてみましたが、なんとなくそれっぽい雰囲気に仕上がりました。
伝統的なデザインがあるなら描いてみたかったところではありますが、次の機会までに勉強しておきたいなと思います。

そして実食!基本的には生姜が優しく香るのですが、後味にシナモンとカルダモンの爽やかさがほんのり口に残ります。
ホロホロ系クッキーというよりは、堅焼きでサクサクな食感で美味しかったです!

個人的には甘さ控えめなものが好きなので、少々甘さが強く感じられました。
しかしこのしっかりとした甘さであれば、多少保存がきくので、長く楽しむことができそうです。

とはいえ、だんだんシケてきてしまうので、早めに食べるのがおすすめです。



さて、こちらのnoteでは、普段洋楽に関する投稿を多くしているので、フィンランド出身のアーティストの楽曲を最後に聴きたいと思います。
今回はHanoi Rocksの「Dead By Xmas」をどうぞ!

「自分はどうせクリスマスまでに死ぬだろう」という縁起でもない曲でした!
皆様は素敵なクリスマスをお過ごしください。

今後も、「洋楽を知るためには、その土地土地の文化を知るべし!」という考えのもと、その国の伝統菓子作りにゆるく挑戦していきたいなと思っています。


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