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いい歯のための習慣

「歯は大事」。両親にそう教えられてきました。
私は小さい頃から小児矯正をしていました。始めたきっかけは階段から落ちたことだったかと思いますが、もう随分前のことで忘れました。

長い矯正治療が終わり、20歳代の今となっては本当にしてよかった治療だといえます。親に感謝しています。今はせっかく頑張った治療の結果を維持し続けることに努めています。

私のこれまでの「歯」との向き合いと習慣化していることを話していきたいと思います。


つらい矯正治療

私の矯正治療は幼少期から始まります。
小児矯正は今思い出しても辛い記憶です。とにかく痛かったです。そして面倒なことが多かったです。

頭に被り物をしてワイヤー矯正をしていた時期は夜寝るのも痛くてよく泣いていました。口の中はワイヤーがあたって傷だらけでした。
月に何度も歯科医院に通いました。習い事の一部のような感覚でした。

痛くて、つらくて泣いている私を両親や歯科医師は励まし、「きっと矯正を卒業する頃には良かったって言えるから。頑張ろう。」と言っていました。それを信じて頑張り続けた私を褒めたいところです。反抗期だったら辞めていたかもしれません。まだ幼過ぎたので逆に良かったのだと思います。

そんな矯正治療は中学生まで続きました。高校生になる頃にはすっかり綺麗に並んだ歯が出来上がっていました。矯正器具はまだついたままでした。
「もう外していいよ」と歯科医師に言われましたが歯の裏のワイヤーだけは残しました。
何があっても歯は動くなよ、という気持ちを込めて。


いい歯のための習慣:ホームケアと専門家ケア

歯並びが良いことはもちろん、歯の健康には日々の習慣が大切です。

私は小さい頃から歯科医院に通い続けていたので、「歯のために病院に行くこと」は身近なものでした。そして当たり前のように矯正卒業後も定期検診に通っていました。
大人になっても変わりません。住む場所が変わったらその場所で歯科医院を見つけるだけです。案外たくさんあるな、といろんな地域に住んでみて思いました。
習慣化されたことは何も考えなくてもできるので、すごく楽なものです。

私の毎日のケアは、食後の歯ブラシと歯間ブラシ。舌ブラシでの舌苔除去。舌ケアは口臭対策にもなりますし意外と気持ちいいです。

そして3ヶ月に1回、歯科医院での歯石ケア。
時々親知らずの行方チェック。矯正と親知らずはライバルだと思っています。せっかく綺麗に並べた歯を親知らずのせいで動かしたくありません。下2本は抜きましたが上の親知らずはまだ眠っています。恐ろしいものです。歯科医院ではその行方をしっかり追ってもらい、適切なタイミングで抜くことを検討しています。まだ来そうにありませんが。

日々のホームケアだけではやはり歯石を0にはできません。特に私は歯の裏にワイヤーを残しているのでリスクしかありません。歯科医院はホームケアでは届きにくいところをケアしてくれます。専門科に頼るに越したことはないという自己投資です。
虫歯予備軍のチェックもできますし、専門家を頼りましょう。
肌や髪、身なりは気にかける。でも歯は後回しかもしれません。
私のように歯を気にかけている、という自分に溺れてみるといいです。なんだかステップアップした気分になれます。


歯へ自己投資した結果

3ヶ月に1回の歯科医院への自己投資に加えて、私はさらにいい歯を目指してホワイトニングをしました。笑った顔の印象が明るくなるだけで心まで明るくなります。ホワイトニングをしてから確実に「歯綺麗だね」と言われることが増えました。これにはたくさんの努力、時間、お金がかかっていると心の中で返答します。歯は食べ物を咀嚼するためのものですが、顔の印象を変えてくれます。矯正を終えて、顔の輪郭も変わったような気がします。歯のもつ力はすごいなと実感しています。

日々の習慣のおかげで、矯正強化期間だったとも言える小学生以来歯のトラブルは何もありません。
大人になるといろいろ不調は出てきます。しかし、手っ取り早く健康を維持できるのは歯ではないかと思います。


終わりに

おばあちゃんになってもおいしいご飯をおいしいと思えるかは歯にかかっています。自分の歯で食べられる喜びと自分の歯でしか感じられない味覚があるからです。
現状維持が1番難しいとは言いますが、いい歯のために習慣化してしまいましょう。

#いい歯のために


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