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元幼稚園教諭が懺悔したいこと


こんにちは。りりです。

子育てをしていると時々、幼稚園時代に保護者の方からの相談を思い出します。

そしてあの頃、全然参考にならないアドバイスばかりしていたなと反省の日々。
戻れるなら自分を殴って子育ての現実を伝えたいぐらいです。
どれだけ保護者の気持ちを理解できていなかったのか…。

今回は私が失敗したなと思うアドバイスの経験談をお伝えします。


● 年少児 | 徒歩で20分の距離

年少さんが20分歩いて(しかも坂道多め)登園降園なんて難しいですし、荷物もあるのに途中でお子さんが疲れて抱っこになったら無理に決まってます。
なのにそんなことも考えられずこのようなアドバイスをしたのはひどいですね。

* 今なら何と答える?

・取り組みやすい時間
・保護者の方が負担になりにくい遊び
・運動内容から育つこと

など、親子でちょっとだけやってみたいと思える遊びを提案したり、必ずやらないといけないわけではないことを伝えると思います。


● 年中児 | 食事に興味が薄い

まず食べることが好きじゃないのに、好き嫌いだけをピックアップしたのか。
ちなみにこのお子さん、幼稚園でもあまり食べなかったので環境で変化が出るタイプでもなさそうでした。


* 今なら何と答える?

・「食事に興味をもつ」という具体的な目標を設定
・お互いストレスが少ない内容
・興味をもってから苦手なものにチャレンジする

せっかく作ったご飯を残されるのはとにかく悲しいです。
少しでも保護者の負担を軽減し、食事の時間を楽しめるところから始めることを伝えると思います。

何かしら食べていればちゃんも栄養になりますし、ここまで頑張ってきた保護者の気持ちを受け止めていきたいです。



● 年長児 | 共働きでママもフルタイム

ただでさえ子どもの体調不良で休んで会社に申し訳ないのに、早めに帰るのは気持ちもしんどくなります。
しかも2人きりの時間がないのにさらに遊んであげてと言うのは無理ですよね。


* 今なら何と答える?

・今できる範囲のスキンシップ
・お子さんの園での様子を見ながらアドバイス
・園だからできる遊びの経験がある安心感

など負担にならない方法を一緒に探します。
このお子さんはよく家族の話をしていたので、愛着関係に気になることはないと感じていたので、そのことも一緒に伝えます。



● 保育も育児も正解はない!


私が今考えたアドバイスも正解かどうかは分かりません。
ただひとつ言えるのは「育児を経験した」ので、当時よりは少しは気持ちに寄り添えるかなと。

また自分ならこう声をかけてくれると嬉しいなと思うところもあるので、そこを意識して今後はお伝えできればいいなと思っています。

これを読んで「いや、この声かけの方が嬉しい!」などあれば是非是非教えてください!
私も勉強不足なので参考にしたいです。



次回、皆様に報告があります。

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