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【元幼稚園教諭】我が子を育ててくれた絵本5選


こんにちは。りりです。

突然ですが、我が子は絵本がとにかく大好きです。

2ヶ月の頃から時々遊びのひとつとして絵本の読み聞かせを行っていたのですが、当時から絵を見て大興奮しており、そこから飽きることなくずっと大好きです。

いろいろな絵本を買ってきましたが、今回は子どもの成長をサポートしてくれた絵本を紹介します。


① だるまさんシリーズ(全3冊)

作:かがくいひろし | ブロンズ新社


* おすすめポイント

①文字とイラストがはっきりと見えやすい

0歳のお子さんの視力は未発達ですが、白、黒、赤は認識しやすい色。
だるまさんの色は視覚的にも見えやすい分、絵本に興味が深くなりやすいです。


②文字数が少なく言葉が聞きやすい

「だ る ま さ ん が」「どてっ」
など文字数が少なくはっきりと読むことで聞き取りやすいです。
文字と絵がはっきりと分かれているのも、違いをはっきりとさせるための配慮かなと私は思います。


ひとつだけデメリットがあり、子どもの力でめくると破れやすいです。
我が家のだるまさんはテープだらけでボロボロ…。

それだけ熱中できる絵本です。



②あかちゃんあかちゃんシリーズ(全3冊)

作:おおのたろう |  大泉書店


* おすすめポイント


①文字の大きさや配置に工夫がある

強調された言葉もあれば、優しく読むところも分かりやすく配置されているので、読み手もアレンジしやすいです。
全部同じ読み方だと子どもは飽きやすいですが、少し工夫するだけで集中力が違いますよ。


②真似しやすい擬音が多い

「ふわぁ」「たら〜」など真似したくなる擬音がたくさん!
発語のない息子でもこの絵本の擬音はしっかりと言えます。
娘も発語が出る前からよく真似をしており、言いたくなる気持ちをくすぐってくれます。



③ぐるぐるうごく しましまぐるぐる

作:かしわらあきお | 学研


* おすすめポイント



①初めての仕掛け絵本にぴったり!

引っ張る、指で回す、スライドするなど、指先を使う絵本としては最高の1冊。
絵本自体もかなり分厚いので破れにくく、少々雑に扱っても壊れにくいのがありがたいです。
仕掛けも心が踊るようなものばかりで、やってみたくなる気持ちが育ちます。


②ほとんどが擬音なので真似しやすい

上の2冊も擬音は多いですが、こちらは擬音がメイン。
「ぐるぐる」「ぱかっ」など大人の言葉と絵本の動きがリンクして、言いたい気持ちが芽生えやすいです。



④おべんとうバス

作・絵:真珠まりこ | ひさかたチャイルド


* おすすめポイント



①「はーい」の返事を覚えるきっかけになる

「はんばーぐくん」「はい」
などおかず達が名前を呼ばれて返事をします。
絵本と同じように子どもの名前を呼ぶと「はーい」と言いたくなります。
娘もこの絵本で返事を覚えました!


②食に関心をもちやすくなる

身近にある食べ物から普段見慣れない食べ物もあり、絵本の内容を少しずつ覚えてくると、食卓のブロッコリーなどに「ブロッコリーさん」と声をかける様子も見られました。



⑤ぺんぎんたいそう

作:齋藤槙 | 福音館書店

* おすすめポイント


①真似したくなるような動きがたくさん!

首を伸ばす、腕をパタパタなど分かりやすい言葉とイラストを見ると、思わず体を動かしたくなります。
また体の名称も覚えやすく、手足などの動かし方まで学べる優れものです。


②立っても座っても体操ができる

イラストではペンギンが立って体操をしていますが、内容はジャンプ以外は座っても行えます。
1人で座れるようになったら模倣の練習として取り入れてみるのも楽しいですよ!



現在双子は2歳3ヶ月ですが、今回紹介した絵本はいまだに大好きで毎日欠かさず読んでいます。

読み聞かせをする時もあれば、内容を覚えているのでなんとなく自分で読んでみる姿もだんだんと増えてきました。

もし絵本選びに悩んでいれば、参考にしていただければと思います。



次回は「発達ゆっくり児に新しいことを教える時に大切にしていること」についてお伝えします。

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