インプット人間からの脱出
先日、本屋さんをふらふらしているときに気がついたこと。
いつものようにぶらぶら本屋さんを徘徊している中、
一冊の本を手にした。
永松茂久さんの
「20代を無難に生きるな」
という本。
永松茂久さんは
「人は話し方が9割」
などのベストセラーを手掛けている方で
この本も非常に有名な一冊。
この本もYouTubeの本要約チャンネルで見たことがあり
もう読んだ気になっていた。
そのため、本屋さんで見かけても
「もう内容知ってるしなー」
と思って、中身を開くことはなかった。
だが、その日はなんとなく気になったため
手にとって読んでみることにした。
開いてまず驚いたのが、
全く内容を覚えておらず
全て初めて知った感覚だったこと。
ちょっと私の変なところなのだが
暇があったら本要約チャンネルを見てしまうという癖がある。
いつか役に立つかもしれないからと思って
つい情報収集してしまう。
そんな感じで、普段から本要約チャンネルを見て
勉強している気になっていたが、
全然身になっていなかったことを実感。
そして、その原因がちゃんと本の中に書いてあった。
大量の情報が簡単に手に入る便利な時代に陥りやすい
「思考停止」という罠
あ、これ私のことじゃん。この罠のネズミじゃん。
図星すぎて、読む手が止まった。
YouTubeでもインスタでもTikTok でも
回ってくる情報を鵜呑みにして
インプットインプットインプット。
自分の頭では何も考えずに
その情報が本当に正しいのか疑うこともなく
インプットインプットインプット。
まさに思考停止状態。
だから
自分の考えも持てずに周りに流されちゃうんだ。
そう気がついた。
本要約チャンネルだって
簡単にまとめてくれているから
情報を取り入れるのに効率がいい!
そう思ってた。
でも、その取り入れた情報も
一度自分の中で考えてみないと
脳のどこかに流されていっちゃう。
ちゃんと自分の言葉でアウトプットする。
この行程がなければ
インプットに当てた時間も水の泡なんだな。
インプット人間からアウトプット人間になろう。
そう決めた出来事でした。
まずは、これまで読んできた本のアウトプットから
始めてみようかな。