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ドラマ「天狗の台所 Season2」第2話の感想

2024年10月29日、第2話が放送されました。
はーーーー良かった〜!!なんか、全部が良すぎて、あっという間に終わっちゃった。可能な限りTVer回したい(オタクって、TVerのこと「観る」じゃなくて「回す」って言うよねw)
こちらはネタバレあり一視聴者の個人的な感想文です。未見の方はご注意ください。

物語は第1話のラストと繋がっていて、今回は連ドラらしくというのか、こういう構成なんですね!昨年の天狗の台所では、1話完結で四季の移り変わり、一年を通してのオンくんの成長が描かれていて、これはこれでとても良かった。今回はおそらくオンくんの夏休み、一夏の成長物語。

私は「夏」という季節の様々な情緒を音楽で表現するTUBEを約20年間、愛してきたので、今回、大好きな天狗の台所の世界観で「夏」がどんな風に表現されていくのか、とても楽しみ。

最初から不貞腐れてるオンくんがもう、かわいい。かわいいって言っていいかどうか、失礼に当たらないか微妙なお年頃だけど、やっぱりかわいい。だいぶ大人っぽくなってるけど、まだまだ子どもっぽいところもあって。
オンくんの論点は「約束を破ったかどうか」で、これがその後に効いてくるんですね?

オンくんの入浴シーンで、多分初めて?、この家のお風呂が見れるんですが、意外と普通の現代のお風呂というか、古民家だけど水回りはやっぱりリフォームしてるんですね。この家のイメージ的には木でできた檜のお風呂とか、トトロに出てくるようなお風呂を想像していたけど、なんかこっちの方が逆に現実的な感じがしますね。
生活のスタイルは古き良き日本だけど、これは昔の話ではなくて、彼らは自分の世界と地続きの「今」を生きているんだなって感じられる。
家のお風呂のシーンでこんなにプールみたいにバチャバチャしてる人は初めて見たかもしれない、かわいいね。
あと、このお風呂の中に入れてる葉っぱ、何なのか、どういう効能があるのかとか、機会があればぜひご教示いただきたいです。

この後の縁側に座ってる基さんの背中が、いいですね〜!(監督も公式noteでお気に入りって書かれてたシーンですね!)ほんと絵になるなぁ。
風景に映える真っ白のパリッとしたシャツ、まぁ基さんの中の人、駒木根さんは世界一美しくて、スウェットでもジャージでもレースでも、服は着てても着てなくても(笑)なんでも似合うしかっこいいんですけど、この基さんのキャラクターデザインというのか、髪型とか衣装とか込みで、凛とした姿が本当に素敵ですね!もう存在自体が尊い。

基さんは特に昨年の天狗の台所では、達観した大人っぽい印象だったけど、オンくんと一緒にママに怒られてる姿なんかは、若いというか、いくつになってもママの子どもだねって感じで、かわいい。軽率に萌えです。はい。とりあえず、エビを美味しく食べられてよかったね。美味しいものいっぱい食べて幸せに暮らしてくださいね。

そんでそんで、この後が今回の話題騒然シーン、基さんがなぜか深夜に羽出しスタイルで、怪しげな音を立てて何かしてるのを覗いてしまうオンくん。え、もしかして、航空券代のお金を工面するために、ご自身の羽を抜いて機織りを…??
どこからどう見ても日本昔ばなしの鶴の恩返し、しかし妙に色気があり、見ているこちらはドキンドキン、心臓の場所ってここにあるんですね状態に陥ってしまう。
ねぇ、なんで上裸なの??
Xでみんなの感想を読んでたら、お風呂上がりで羽を乾かしてるのかな?って書かれてる方がいらっしゃって、私もその説をおしますね。ちなみに、羽ケアの方はどうされていらっしゃるのでしょうか?羽トリートメントとか羽パックとか羽オイルとか、されてる??ドライヤーは使いますか?
おっと失礼、葵汰くんがヘアケア頑張ってる話をよく聞いてるから、気になっちゃった。それにしても、きれいな羽ですねぇ。

作り手側が鶴の恩返しを意識されてたのか、されてないのかは現時点では分からないのですが、まぁ受け取り方は視聴者の自由ですよね。
鶴の恩返しの教訓は「約束を破ってはいけない」だけど、これ最初のオンくんの発言が伏線みたいになってるのかな?とか思いました。
実際のところは、まさかの算盤で計算して家計簿をつけていたとのことで!よ、よかったぁ(?)

翌朝、何か探してる?ってオンくんに、やたら顔が近くてビックリするところ、なんか無自覚な感じなんだけど、とにかく基さんの顔が良すぎて、見ているこちらがまた軽率にときめいてしまう。

野菜が売れることを知ってウキウキしながら野菜を収穫するオンくん、丁寧にハンカチで拭いている姿に昨年の椎茸を思い出しながら…
こうやって野菜がなってるところって現実の都会暮らしではなかなか見られないから、子どもと一緒に観られるのがありがたい映像です。

夏野菜でサンドイッチを作る基さんの手際の良さに、つい見惚れてしまう。あーおいしそう。切り方も丁寧だし、パンに塗ってるの、多分これ手作りのマヨネーズだと思うんですけど、前も出てきましたよね?私もマヨネーズ作ってみたことあるけど、あんまり美味しくできなかった…
基さんが常備しているものとして、これは公式ビジュアル&レシピ本などが発売される際には、ぜひとも調合が知りたいところです。

青々とした田んぼの真ん中で夏野菜のサンドイッチを食べる二人、マイナスイオンがすごい。冷えた和紅茶、水筒から直接じゃなくて、ガラスのコップをちゃんと持ってきて入れてるとこが良い。紅茶って日本で流通してるものはほとんど海外の製品だけど、鹿児島とかでは作ってますよね。
洋なものの国産って、なんか素敵。

そして満を持して、有意お兄様の登場〜!!待ってました〜!!お仕事ご多忙の中、ありがとうございます〜!!
有意の中の人、塩野さん、私はキョウリュウジャーにどハマりしていたので、だいぶ前から存じ上げておりましたが、なんだかますます磨きがかかってイケ散らかしてますね〜!
天狗の末裔としての暮らしを知っている上で、普通の社会人として生活している有意が存在することで、一見異世界のような長閑な天狗の台所の世界が、自分の暮らしている世界のどこかと繋がっているような錯覚を呼び起こすんですね。
社会人としての仕事の大変さ、お金を稼ぐことの厳しさを知っている有意だからこそ「努力と工夫と、時々我慢なんかも必要」っていう言葉に説得力があった。そして、言葉の選び方も、言い方も優しい。ここでオンくんに対して、敢えて答えを与えない、自分で考えて見つけることに寄り添う、っていう姿勢が好きです。「悩め悩め〜」の言い方も温かくて、お兄ちゃんで。

オンくんにどんな言葉をかけてあげたらいいんだろう、どうしたらいいんだろうって、悩んでいて有意に相談する基さんが優しい(目線の動きがなんともいえず絶妙に良い)、そんな基さんに何もしなくていいんじゃない?って、答えを急がせない有意が優しい。ひたすらゆったりとした優しい世界の美しいお兄様方に、育児お疲れ気味の私まで癒されてしまう。

基さんがお料理する時にコンロに火をつけるところ、めちゃくちゃ好きな動作なんですけど、これ毎回ある感じですか!?特撮の変身バンクみたいで良き。ありがとう、古いタイプのコンロ。

そして、ゴーヤ!!きたぁ!!意外と早かった!ゴーヤといえば葵汰くん、葵汰くんといえばゴーヤ!この夏、いろんな媒体で葵汰くんがゴーヤチャンプルの話をしていたから、私も食べたくなって作ったし、葵汰くんのファンのみんなの間でゴーヤチャンプル作るのが流行ってましたね。
ゴーヤの下処理、塩と砂糖を揉み込んで、とか私も作る時に調べたから多分合ってると思うんだけど、基さんのやり方、詳細に教えてほしいなぁ。

ゴーヤ、見るからに危険そうとか、出来上がった料理を前にあからさまにテンションの低いオンくんがまた子どもっぽくてかわいい。
ここで有意も昔はゴーヤが苦手だったことが明かされるんですが、有意は有意で仕事のポジションが変わって忙しいなんて話もあって、パソコンを開いて持ち帰り仕事までしているし、
現代社会の中できっと色々悩んだり苦労して頑張って生きてるわけで、ゴーヤの苦味がそういう社会の厳しさのメタファーになってたりするのかな、なんて思いながら見てました。
有意の「作ってくれてありがとう」が、なんか沁みた。こういうことがちゃんと言葉にして伝えられる人って素敵だよね。3人がまた再会できて、よかった、それを見させてもらえて。

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます!よかったらコメントもくださいね。天狗の台所の世界にいっぱい癒されましょう!

今回の画像は、noteのみんなのフォトギャラリーから検索して、かわいいゴーヤの赤ちゃんがなっているお写真を拝借しました。クリエイターさんご提供、ありがとうございました。

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