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ドラマ「伝説の頭翔」第5話の感想

現在第5話まで放送されている、金曜ナイトドラマ「伝説の頭翔」がめっちゃ良い!!
特に、個人的に第5話が神回すぎて、Xに感想をポストしようにも全然文字数が足りない、、
そんな時には…note!!
ドラマの内容ネタバレありです、未見の方はご注意ください。原作未読の一個人の感想です。

このドラマは放送前から楽しみにしていました。ゼロワンを1年間楽しみに見させていただいていたので、高橋文哉さん、井桁弘恵さん、中川大輔さんのお三方の再共演が嬉しかった。
さらにこの春、「25時、赤坂で」で、心を揺さぶられすぎて推さずにはいられなくなった、上品で繊細で華のあるお芝居で全世界を魅了する駒木根葵汰さん。明るいヤンキぃ役を、かわいいかわいいと愛でながら、ここまで楽しく見されていただいてきました。

第5話は、駒木根さんが演じる丸川の考えや過去にスポットが当たる回でした。
駒木根さんのお芝居やラジオがとても好きであることと、とりあえず切り離して考えて、今回で丸川がめちゃくちゃ好きになってしまった…
え、どうしよう早くもロスが怖いぞ…

地域のおばあちゃん達が詐欺に遭っていることを心配して、翔(達人)に相談する真剣な顔、ハイ優しい!!好き!!もうこの時点で丸川の好感度は爆上がりなんですが。

この後に大門さんと達人が喋りながら歩いてる間に、5秒くらい、丸川が階段を登ってるシーンがありますね。私、初見の時は気づかなかったんですが、皆さんはお気づきでしょうか?

丸川の回想シーンで、全く同じ階段での過去が出てくるんですね。尺は短いながら、場所しばりで対比構造にする演出がエモい。
ヤンキーのグループに入りたての頃(高1?)の、背伸びして髪型オールバックにしちゃったりしてる、まだ垢抜けない感じの丸川、、なんか仲間を小突いて照れ笑いしてるぞ…うぅっ、萌え(泣)
ハイかわいすぎる存在が罪!!
この時のグループの頭、青トサカさん(勝手に命名)に、なんでかわからないけど3万円くらい嬉しそうに貢いでるし、当時は真剣に憧れてたんだろうなぁと思いました。高校生にしては結構な金額だと思うんですが、丸川くんはバイトとか頑張って貯めたのかな…健気すぎません?

そんで、裏切られたんですよね…腹立つ。
このシーン、初見の時は青髪タンクトップの丸川のビジュが爆イケすぎて思考が停止してしまったが、こんなひたむきに慕ってくれるコを酷い扱いするなんて、許せんよ。
そもそも、青髪にしたのも、あの青トサカさんへの憧れでそうしたんじゃないのかな?って思ったんですけど、どうなんだろう。

丸川との出会いのシーンの翔さんめちゃくちゃ堂々としててかっこよかったな…なんか輝いてたし、後光がさしてたような。2人が出会えて良かったし、グランドクロスの仲間と出会えて良かった…(グランドクロスのみんなで笑いながら歩いてるの見るだけでもう涙腺崩壊する人)

時系列が前後しちゃうけど、美人刑事の陣内さんと丸川の、早口会話バトルがめちゃくちゃ好きでした。切り返しの速さとか、内容も論理的で、この部分で既に丸川の地頭の良さが出てますよね。陣内さんを論破して、軽く一目置かれた感があった。

「ヤンキーの文化」について、ここでの会話の内容をずっと頭の中で反芻してるんですが、たしかに日本人ってヤンキー好きですよね?笑

私の義母さん、葵汰くんの活動をわりとチェックしてて「25時、赤坂で」も、「お父さんには見せられないわねウフフ」とか言いながら見てくれて気に入ってたし、ラジオも聴いて「ヘアケア頑張ってるのね」とか、話合わせてくれる人なんですが、「伝説の頭翔」は元々見る予定で楽しみに録画予約してたらしく、「何を隠そう、ヤンキードラマは昔から大好物なのよ」ですって。ちなみに元ヤンではないお上品なマダムです。

私自身もリアルの世界ではヤンキーとは無縁だが、ふと思い出したのは、中学高校の体育祭で、あぁいうレディースみたいな服装で応援とかしませんでした?うちだけ?
私は某有名お嬢様女子校出身なんですが、体育祭で特に組長さんとかは、長いハッピ的なのの下に胴体に白い包帯ぐるぐる巻きみたいな、ガチのヤンキーみたいな服装とメイクしててかっこよかった。特に私の組の、2つ上の組長やってた先輩、ちょっと彩姉に似てて、美人で賢くて人気者だった、、うわ懐かしっ!
そんな我々でもヤンキーになりきって体育祭を楽しむくらいなので、誰でも身近なところに、意外とヤンキーの文化って根付いてるのかな?と丸川くんの話を聞いてて思ったのでした。

丸川くんから出た「元ガリ勉」っていうワードで、一気に親近感が湧いてしまった。
まさに自分がそうだから、、丸川くんが色々悩み出した高1っていう時期も、なかなか難しい時ですよね。
高2からは文系と理系で授業が分かれていくから、高1の時点で少なくともどっちかは決めないといけない。私も高1で大学の志望学部と、今の仕事につくことを決めたし。

ていうか丸川くん、スマホのメモにめっちゃヤンキーのこと調べてまとめてるの、マメすぎません?私の「25時、赤坂で」関連のメモみたいでちょっと笑っちゃった。
意味はあるのかって?いやあるでしょ!一生懸命取り組んだことはなんでも尊いよ!!
「人生に無駄なんてない」って、私が20年以上尊敬してやまないTUBEの前田亘輝さんが本に書いてた!!そうだそうだ!!

本編に話を戻しますが、この後、1人でおばあちゃん達の聴き込み調査、犯人を捕まえられそうになった目前で補導されてしまった丸川に、疑いの目が向けられる様子が理不尽すぎて、見てるこちらも悔しくて、本気で腹が立った。
ここから丸川の無実を晴らすために、グランドクロスのメンバーが立ち上がる熱い展開になっていくんですが、さらにめちゃくちゃ熱かったのが、
レディースのバトルシップ的な展開!!

説明しよう!バトルシップとは!
映画好きな人、特撮界隈の人には大体この単語だけで伝わるんですが、ざっくり言うと、宇宙から攻めてきためっちゃヤバイ敵に、もう打つ手はないのか…となった終盤、元海軍の引退した渋いおじいちゃん達がいっぱい助太刀に来てくれて、みんなで敵を倒すというお話!
これ系の、すごい燃えますね。この前見た「ゴーストバスターズ」のシリーズでも、おじいちゃんになった昔のメンバーが集まって何十年ぶりのゴースト退治!という胸熱展開があった。
なんかそういうテイストを、この「伝説の頭翔」の中にも感じて、うぉぉ熱いな!!と、一人で盛り上がっていたわけです。

で、見事に犯人をみんなで捕まえて、、あ、そうだ、ここの細かいお気に入りポイント!おばあちゃん二人にちゃんと日傘をさしてあげているヤンキー!!お年寄りに対する心配りがとても素敵でした!

その後は無実が晴れて丸川が釈放されたシーン。
ここ、最初の方で3つのヘッド達が集められてワチャワチャやってた部屋。あのシーンも面白かったですよね、なんか簡素な部屋と、いる人達のミスマッチさが、動物園みたいで(失礼w)
真夏なのに黒いファーと白いファー付けてるからそう思ったのかな?美しい方々なんだが、いちいちキャラが濃くて、やたらクドくて面白くて、笑っちゃう。
そこと敢えて対比なってるのかは分からないけど、釈放のところ、とてもとても良いシーンでしたね。
大門さんの謝れよ、も熱くてらしくて良かった上に、その後の丸川の言葉がめちゃくちゃ心に刺さりました。
謝罪なんて必要ない、人にどう思われるかとか、そんなことは関係なくて、自分の信念に一本筋が通ってるところ。
人と比べることはせずに、自分にしかない良さを自分で認めて大切にすることの素晴らしさ。
なんだか、役と中の人は別である大前提で、普段いろんな媒体で見ている葵汰くんの仕事に対する姿勢や考え方と少し重なって、勝手に感動してしまった。
あと下を向いてフッと笑うところが個人的に(みんなも結構書いてたけど)めちゃくちゃ好きでした。

あー来週からも、とても楽しみ!ついに達人、正体バレ!?レディースにも焦点が当たるのかな?井桁ちゃん、かっこよくてとても好き!楽しみ!

またこんなに長々と熱語りしてしまった…もしここまで読んでくださった方がいらっしゃったら、ありがとうございます!
一緒にヤンキーの世界を楽しみましょう!!

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