ドラマ「25時、赤坂で」最終話から10週間目も大いに盛り上がっている話
気づけば最終話から10週間目!
信じられない…もう10週も経ったなんて
(第3話の「信じられない…麻水さんがうちにいるなんて」の白崎くんみたいに言う)
我々の今現在の最大の関心事は、台風サンサンの進路!!(泣)
今週末、みんながずっと楽しみにしてきた韓国での「25時、赤坂で」の初ファンミが開催予定なのですが、大型の台風が…
私自身は行くことは叶わず配信組なのですが、日本の国宝どころか、もはや全世界の宝である、きいたいと、スタッフさん、行かれるファンの方々の移動の安全、イベントの成功をひたすら祈っております。。
今週は韓国ファンミの主催者さんから、あさゆきラブラブツーショット写真4枚と、一生懸命韓国語を交えてお話しするかわいすぎる音声が合わさったものがアップされて、我々はまた萌え悶えたのでした。
くっついてるあさゆき(きいたい)がかわい〜!!
フォロワさんからの情報によると、先週末にあった対面イベントで、新原先生が葵汰くんのことを「相方」って呼んでたとか(きいたいインライの時も言ってたような)そんなこと聞いただけでニヤニヤしてしまいますねぇ。(新原先生、いつもありがとうございます)
小顔すぎて、ちょっと大きめのおにぎりくらいしかない…とか!?!?
うわーー私は来月主演舞台「球体の球体」で、新原先生を初めて肉眼で見れる予定だから、超楽しみ〜!!
年末には日本でのファンイベントも開催が決定していますし、まだまだ10週っていっても通過点でしかないと感じておりますが!
今回は一度初心に帰って、第一話の良さを改めて熱く語りたいと思います!!
第一話の一番最初は、羽山麻水の撮影シーンから始まります。かっこいぃ〜!!ビジュが圧倒的に強い!!ちょっとこの商品、何か分からないけどとりあえず買わせていただいてよろしい?
私は原作も未読で(もちろん今は全部購入して履修済み)ほぼ前情報ナシに、二人のメインビジュアルの美しさだけで安直に視聴を始めた人、、こんなに沼だったとはね…(ありがとう)
白崎くんはバイト先の台湾料理屋さんで、ガムシロおじさんぶった斬りシーンから始まります。
ねぇ、おじさん、どう考えてもアイスコーヒーにガムシロを間違って入れるなんてこと、ないと思うんだけど、どういうこと??
第7話で大学生の白崎くんがアイスコーヒーにガムシロ入れてるのと、対比構造だったりする!?(考えすぎておかしくなってる人)
第一話の白崎由岐は、初見時はこのコほんとに大丈夫かなぁ?やっていける?とこっちが不安になるほど、表情も緊張してて固いし、笑顔もほとんどなくて、(そう思わせた新原くんは本物の天才だと思う)
こっちも白崎くんと一緒に緊張してオーディションを受けている気持ちだったが、オーディションでの白崎くんの演技はちょっとぎこちなくて、え、なんで受かったんだろう、と思うくらいなんだけど、
その答え合わせは、ちゃんと後で描写があって、川田監督が白崎くんを呼んで少しお話した時に明かされることに。
「共通点がないっていうか、まだ見つかってないんです。今はまだ俺が気づけてないだけで、でも、俺と拓海が繋がる瞬間がきっとある。俺、拓海のことをもっと知りたいし、誰よりも理解したい。だから探し続けます。」
白崎くんは、不器用で真っ直ぐすぎるところが良さであり、生きづらさでもあると解釈しているが、川田監督はこの白崎くんの言葉を聞いて、いいなぁと思って、彼を抜擢したんですね。繊細な感情表現が得意、ってプロデューサーさんに紹介されてたけど、人を見る目がある監督なんだなぁ、としみじみ。
川田監督の撮った「昼のゆめ」、最初から最後まで全話見せていただいてよろしい?(強欲)
第一話は白崎くんのモノローグで物語が展開していくんですが、この作品はモノローグの量が適切で、説明しすぎない、ある程度の解釈が視聴者の想像に委ねられているところが、私は非常に好みです。
羽山さんと再会した顔合わせのシーン、羽山さんが目が合ってサッと逸らすところ。
こちらは白崎くんの目線で見てるから、羽山さんは雲の上すぎて当然こちらのことは覚えてないし眼中にないんでしょうね?という、若干冷たいような印象も初見のときは受けたんだが、その分、第7話で羽山さんの方が実は緊張してて目を逸らしてたって知った時のエモさといったらもう、とんでもなかったですね。
たしかに、羽山さんの視線で見た座ってる白崎くん、改めて見るとすんごいまっっすぐな目で羽山さんを見てて。(ほんっとに顔がきれい)
こんな宝石みたいなきれいな目でまっすぐ見られたら、さすがの眉目秀麗超人気俳優、羽山麻水も直視できないね、うん、納得納得!
「声の抑揚、トーン、セリフの間、相手にどう聞こえるのか計算している、それでいて嘘がない。やっぱ羽山さんは、すごい。」
ここの白崎くんのモノローグいいですよね。
初見の時は白崎くんそんなにぼーっとしてて大丈夫?ってこっちが慌てたけど、今はすごくいいなぁって、噛み締める余裕がこちらにもある。
白崎くんのモノローグでの「緊張した」と、羽山さんが声をかけて「緊張した?」が重なる瞬間が絶妙に好きです。自販機の前。
当たり前みたいに一瞬で押したように見えたコーヒーのボタン。この一瞬にすら、原作へのリスペクトや、羽山さんの長年の白崎くんへの想いなど、色んな意味が込められていることに、何度見ても感激してしまうのです。
「久しぶりだね、白崎くん」
このタイミングで静かに流れ始める劇伴がとてもとても好きで(何十回目かのイヤフォンで聴いてる時に気づいた)二人の再会の物語がここから始まるんだなって思えて、
ここでの羽山さん、敢えて逆光っぽい撮り方になってて、光り輝いてて後光が差してるかのように見えるんですよね。雲の上の人っていうのが視覚的にも感じられて演出が好きです。
ここで、みんな大好き佐久間さんの登場〜!!
みんな大好きっていうのは、もちろん視聴者もですけど、メモリアルブックでLGBTQ+インクルーシブディレクターのミヤタ廉さんも、佐久間さんが好きって書かれてましたね!
二人のことを茶化したり笑ったりすることが一切なくて、さりげなくふわっと柔らかい温かい空気感を作ってくれる佐久間さん。
「プレッシャーえぐくない?大丈夫?」
「別に」
「鋼のメンタルだっ」
「どんな作品でも、どんな現場でも、どんな役でも、作品を作るって大変なことだから」
ここのやりとり、白崎くんは平常運転というか、いたって真剣なんだが、羽山さんの下向いて微笑んでる嬉しそうな顔よ!!
「今のは多分、佐久間なりの励ましだよ?」
「あれが?え?」
ここ白崎くんらしすぎて、もう愛しい…先輩に、あれが、て笑
「変わってないなぁ、白崎くん」
「楽しみだね、恋人役」
ここの羽山さんの言葉は予告とかでも切り取りで流れてたりするから何万回みてるか分からんが、ほんと何度見ても話し方が良いし、声が良いし、この物語への思い入れが強くなって、思い出が重なれば重なるほど、エモいです。
ゲイバーでのキスシーンの美しさについては、私はこれでこの作品に沼ったといっても過言ではなく、何度も熱語り済みですが、改めて気持ちをちょっと落ち着けて今いいなぁと思うポイントは、やっぱり、
「ここはそういう場所じゃないと思うよ」
と、
「嫌だったら言って」
の二点ですね。
「ここはそういう場所じゃないと思うよ」は、LGBTQ+インクルーシブディレクターのミヤタ廉さんが入られたことで、付け加えられた台詞とお伺いしております。
私はゲイバーなる場所には行ったことがないし、知ったようなことは言えないけど、当事者の人達にもちゃんと配慮が行き届いた描写が素敵だなって思います。
「嫌だったら言って」は、今までの恋愛ドラマではわりと当たり前だった、いきなり強引にキスするやらハグするやらの性的描写が苦手だった私にとっても画期的というか、ちゃんと合意に基づいた、相手への配慮が素敵だなって思いました。
その時点では私はインティマシーコーディネーターさんのことなどは全く知らなかったが、なんとなくこのドラマは安心して見られるような気がした。そしてドラマの裏側や製作サイドの方々の思いを知っていくうちに、その予感は確信に変わっていったわけです。
やっぱり第一話、秀逸です。何度見ても良い。見れば見るほど良い。
他のドラマも色々見てるけど、同じお話を2回以上見ることはほとんどなくて、そんな風に何度も何度も見たくなって、その世界のすべてが愛しく思えるほどの作品に出会えること自体が、人生でなかなかないことだと思うから、私はずっとこの作品を大切に愛していきたいなと思ってます。
きっと、根気よくこんな長い私のnoteを読んでくれている方も、この作品が大好きな方だと思います。これからも一緒に応援していけたら嬉しいです!いつもありがとうございます!
とりあえず台風サンサンさんはただちに日本と韓国からご退場くださいっ!!