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ぶ“りら”途中下車@伊豆急で行く伊豆東海岸の旅(中編)
伊豆急行線で、伊豆東海岸を訪れています。前回の記事は、こちら。
天気予報では「晴」だったにもかかわらず、霧雨そぼ降る生憎のお天気でスタートした旅ですが、雨はあがり、空が明るくなってきました。
伊豆稲取駅から2駅だけ電車に乗り、伊豆熱川駅で降ります。「バナナ・ワニ園」の最寄りとして知られる駅ですね。ただ、「バナナ・ワニ園」に向かうと思しきお客さんは、ひとりもいません。
写真1・伊豆熱川駅。アリバイ写真です。
駅の隣には、観光案内所と足湯、そして温泉櫓が立っています。櫓につながった鎖が音を立てて動いています。これは、湯の華を採っているのか?(想像です)
写真2・駅に隣接する温泉櫓。「温泉地に来たぞ!」という風情が感じられる。
写真3・足湯の隣で、温泉卵を茹でる湯井(というのだろうか、温泉を張っている井戸)があった。観光案内所で生卵を買い、茹でることができるらしい。
駅前を歩き、海まで下りてみましょう。
駅のすぐ前に国民宿舎があり、またもや櫓が立っている。蒸気がすごい。
写真4・国民宿舎敷地内の温泉櫓。案内板には、何と湯温が100度(!)とあった。
写真5・駅前から海岸方面を望む。うっすらと硫黄の香が漂っている。
海までは急傾斜の坂道。休館してしまった宿泊施設もあるようで、さびれた感じは否めません。
数分歩くと、海に出ます。
写真6・熱川の海と、海岸沿いのホテル。温泉もあるし、純粋にいい所なのにな、と思う。
坂道を息を切らしながら戻り、またまた伊豆急電車に乗り込みます。最終目的地の終点・伊豆急下田駅に向かいますよ。
空はすっかり晴れ渡ってきました。車窓から見える海は、木々の間からちらりと現れる程度なのですが、伊豆白田駅~伊豆稲取駅では、ダイナミックな海が比較的長い時間楽しめます。ときには、伊豆諸島の姿が眺められることもあるそう。
写真7・伊豆白田駅~伊豆稲取駅の車窓。残念ながら島影は見えなかった。
時刻は11時過ぎ。気分は上々。単純な奴です(笑)。
(つづく)