ぶ“りら”途中下車@一駅だけの鉄道旅(芝山鉄道・後編)
前編の様子は、こちらをどうぞ。
念願の芝山鉄道に乗りました。これからラストミッションに向かいます。ラストミッションとは…そう、
東成田駅を「探検」すること!
東成田駅は、現在の「空港第2ビル」駅・「成田空港」駅ができる前は、旧「成田空港」駅だったのです。30年以上前に、人生で一度きりの海外旅行に出た時に使った駅。今はどうなっているのでしょう。噂では、賑わいの消えた駅は“凄いこと”になっているようで…。
芝山千代田駅を出た列車は、例のごとくあっという間に東成田駅に到着。ホームに降り立ち、走り去る列車を見送ります。すると…
写真1・東成田駅ホームを走り去る列車。ホームが薄暗いせいか、夜汽車のような哀愁を感じる。
写真2・柱の向こうに、使われていないホームの姿が見える。まるで“廃墟”のよう。
階段で一つ上のフロアに上がります。
写真3・コンコース(というのかな)。蛍光灯を半分に減らしているところが、さらに侘しさを増殖させる。
写真4・オリンピック・パラリンピックのポスター。東成田駅のうらぶれた風情と、イベントを楽しみ切れなかった現状とが、妙にマッチしている(と感じるのは、私だけ?)
写真5・壁画(のようなもの)。この駅が日本の空の表玄関であったころの名残。
外に出てみましょう。見回すと、このあたりも“ほぼ空港”です。
写真6・東成田駅の入り口。
写真7・東成田駅入口から見た管制塔(?)のような建物。
さて、再び地下に戻ります。実は、東成田駅から、JR・京成線「空港第2ビル」駅に通じる謎の地下通路があるというのです。そこを歩いてみましょう。気分はブラ○モリ!
写真8・空港第2ビル駅への地下通路の入り口。この通路は真新しく、“廃墟感”がないのは不思議。
写真9・通路の案内。通路の長さは500mもあるとのこと。
写真10・通路の真ん中。途中で左に折れている。ここまで誰とも出会わず。
写真11・空港第2ビル駅へと到着。この出口付近で男性一人とすれ違った。
いやあ、不思議な体験でした。日本一の国際空港の地下に、こんな謎の(?)通路があるとは。昭和から、いきなり令和にタイムスリップしたような気分でした。
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皆様いかがでしたか?私は堪能しました。疲れたけど。またこれで頑張れそうです。それでは、また今度!
(おわり)